VHSテープでの長期保存は不安 |
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田辺さんは電子機器メーカーにお勤めで、毎日忙しい日々を送っています。学生時代には山岳部に所属していたこともあって、自然が大好きだとか。
「いまは山に出かけることもなくなりましたが、TVの自然を扱ったドキュメント番組からは目が離せません。職業柄、帰宅時間が不規則になりがちですから、ほとんどはビデオに録画しておいて、休日にビールを飲みながらゆっくりと楽しむことにしています。」
田辺さんの宝物は、こうして録画した数々のビデオ。いわばオリジナル・ライブラリです。 「このビデオは大切にしているのですが、なにしろVHSテープはかさばります。そろそろ置き場所にも困るようになってきましたし、数年前のテープには画質の劣化も心配です。気に入った番組は長期保存版にしたいのですが、VHSテープのままでは不安です」。 |
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互換性がキーポイントとなったDVR-A04-J |
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職業柄、新しいAV機器に敏感な田辺さんは、DVDプレーヤーもずいぶん早くから購入し、家族で映画などを楽しんでいます。
「DVDは使い勝手の良さが特に目に付きますね。DVDなら見たいシーンがすぐ頭出しできるのに、ビデオではそうはいかない。TV番組を丸々録画しているので、途中のコマーシャルがそのまま入っているのも不満になってきました」。
田辺さんが抱えるこうしたVHSテープへの不満に対して、なにかうまい解決策はあるのでしょうか。
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その答えは意外と簡単に見つかりました。DVDに録画すればいいのです。
「パソコンにTVチューナーとDVD-R/RWドライブを接続すれば、ハードディスクに録画して、DVDにそれを記録できますものね。DVD-R/RWドライブについては、作成したDVDビデオをTVに接続しているDVDプレーヤーでも楽しめる互換性を考えると、パイオニアのDVD-R/RWライターがベストでした」。 |
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“パソコンでTV” のメリット |
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パソコンを利用してDVDにTV番組を録画するようになって、田辺さんは思いがけないメリットに気が付きました。
「まず、インターネット上にさまざまなTV番組表コンテンツがあり、録画したい番組をクリックするだけで簡単に録画予約ができることですね。私の場合、見たい番組が決まっていますから、ジャンル別の検索機能がとくに便利です」。
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番組を録画中にその同じ番組を最初から見ることができるスリップ再生機能も、ハードディスク録画するパソコンならではの便利機能です。
「帰りがちょっと遅くなって番組が始まっていても、録画を止めずに最初から見られる。ビデオテープでは考えられないことですよ。あとひとつ、子供たちとのチャンネル争いがなくなったことも、かくれたメリットのひとつといえますね」。 |
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“DVD−R/RW”
のメリット |
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DVDに記録するようになって、ビデオテープの場合とどんなところが変わったのでしょう。 「DVD-Rで『長期保存版』になったことが、何よりですね。ビデオテープでは、3〜4年ごとにダビングしておかないと不安でしたし、そのたびに画質が劣化していたわけですから」。
再生するときの操作性も改善されました。 「パソコンで簡単な編集をするだけで不要な部分を削除できますから、番組の分断がなくなりました。また、メニューを作成したら、本当に自分だけのオリジナルという気がしてきました。頭出しもボタンひとつでできますし。いまは、たまっているVHSテープをDVD化するのが休日の日課になっているんですよ」。
DVDに大満足の田辺さんでした。 |
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