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CDの場合、その発展の過程で複数のフォーマットが存在したことで混乱が起こりました。そこでDVDにおいてはそのような混乱が起きないよう、パイオニアはDVDフォーラムと共にその開発当初から着実に規格化を進めています。フォーラム規格の準拠を大前提に、互換性を維持しながらより速く、より使いやすく、より便利に進化する、DVD-R/RW。新製品の「Pioneer DVR-A04-J」で実現した新機能も、そうした成果の表れです。
●QuickFormat
従来、PC用のDVD-RWで、パケットライトでの使用時には最初にディスク全体をフォーマットする「FullFormat」を採用していましたが、「QuickFormat」を利用することで、DVD-RWディスクを1分間程度のフォーマット時間で使用でき、映像ファイルの追記や編集ができるようになりました。新発売のDVR-A04-Jは、この「QuickFormat」機能を搭載。書き込みを行なうときのフォーマット待ち時間を大幅に短縮できます。
●MultiBorder
CD-Rで採用されているMultiSessionと同等の機能が、「MultiBorder」です。この機能を利用することで、DVD-RメディアでもDVD-ROMドライブ互換の追記・編集が可能となりました。新発売のDVR-A04-Jは、この「MultiBorder」機能を搭載。DVD-Rの使い勝手がさらに向上しています。
●1GB制限の解除
いままでDVD-ROM/VIDEO作成時には、「追記不可状態のディスクは最低1GBのデータエリアが必要である」という制限がありました。新しい書き込み方式のサポートによって、この制限が解除できるようになりました。これにより、1GBより小さなデータを扱う場合に必ず必要となっていた、1GBデータ分の書き込み時間(14分程度)が実データ書き込み時間に短縮されます。この機能を搭載した新発売のDVR-A04-Jは、より快適なレコーディング環境を提供します。
●QuickGrow
パソコンのDVD-R/RWドライブで記録されたメディアを、一般のDVDプレイヤーやDVD-ROMドライブで認識するためには、ファィナライズ動作が必要です。これまで、いったんファィナライズを行なったメディアについては、追記・編集を行なうことができませんでした。「QuickGrow」は、DVD-RWディスクで記録済みのリードアウト(ボーダーアウト)を消去し、記録途中の状態に戻す機能。これが実現すれば、ファィナライズを行なったメディアにも追記・編集が可能になります。パイオニアでは、この機能の一刻も早い実現を目指しています。
●記録の高速化
DVD-R/RWでは1倍速記録がDVDフォーラムで規格化されていますが、パイオニアでは他社に先駆けてDVD-Rの2倍速書き込みを実現しました。より高速な記録スピードを実現するため、現在DVDフォーラムで議論中です。近々、DVD-R、DVD-RW記録速度が向上する見通しです。
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