環境貢献

製品・サービスで
環境に貢献していきます

基本的な考え方

環境に貢献したモデル(製品やサービス)を多く創出するために、評価体系と評価基準を定め 環境貢献度の高い順に"スーパーアドバンストエコモデル"、"アドバンストエコモデル"、"エコモデル"として認定します。 認定モデルの開発部門を表彰するとともに、社内外へ情報展開、社内環境貢献賞への応募など、 コミュニケーションを推進する目的としても活用をしています。

環境配慮製品の評価体系

  1. スーパーアドバンストエコモデル
  2. アドバンストエコモデル
  3. エコモデル
環境配慮度

スーパーアドバンストエコモデル

環境性能がきわめて高い製品

業界トップクラスの環境性能を実現、または当社独自の環境技術を搭載した製品で、環境担当役員が認定をします。

アドバンストエコモデル

環境性能に優れている製品

従来製品に比べ環境性能が向上しているなど、一定水準の環境性能を備えた製品。

エコモデル

基本的な環境性能を備えた製品

活動紹介

環境貢献
(正のアウトプットを最大化)

当社のクラウド型運行管理サービスは導入企業の走行距離・時間の短縮をサポートするとともに、環境面でエネルギー(ガソリン、電力など)利用効率の向上と、それに伴うCO2排出抑制に貢献します。 また、運転中のドライバーには、当社の提供するリアルタイムの運転支援情報をご利用いただくことで、気候変動(急激な天候変化など)がもたらす運転時のリスク低減に貢献します。

システムイメージ

環境配慮
(インプットを最小化)

プリント基板の有効使用率の改善

当社の製品には電気部品を実装するプリント基板(以下、基板)が使用されています。 生産ラインでは基板を加工し製品に搭載しますが、余った部分はマテリアルリサイクルされます。このリサイクルにまわる部分の削減に着目し、有効使用率(使用面積/全面積)という指標を定義し目標を決め、開発時の管理を開始しました。 また、基板メーカーの基材原版の形状に対して、当社の基板形状を最適化することも同時に行いました。 結果、基板メーカーでは原材料が効率的に利用できるようになり、廃棄物の削減や基板の製造・輸送それぞれのCO2排出量削減など、社内ではリサイクルにまわる基板の削減とムダへの意識、原価低減が加速され、サプライチェーン上の環境負荷低減に好影響を与えています。

改善前:有効使用率 90.4%、改善後:有効使用率 97.7%

環境配慮
(インプットを最小化)

データセンターの電力削減

パイオニアのデータ管理を担うデータセンターを、災害リスク低減とコスト削減を目的に移設しました。 移設に際し、サーバー仮想化と機器の廃止・削減を進めたため、移設後、ITインフラのエネルギー消費量を削減するための処置(消費電力を61%削減)が実行できました。 また、データセンターの選定には、再資源エネルギーの利用など環境配慮の視点や省エネ性能を考慮し、照明や空調など付帯設備の消費電力も大幅に改善されました。 移転により、地震や水害などの災害リスクの低減とIT機器および付帯設備の消費電力低減によるコスト削減を達成することができました。 データセンターの省エネ性能を評価するPUE値の改善にもつながりました。

写真はイメージです

PUEの値が小さいほど、データセンターの電力効率が良いとされています。
PUE値算出方法:PUE=データセンター全体の消費電力量(kWh)/IT機器の消費電力量(kWh)

移設によるIT機器消費電力の変化

61%削減

移設によるPUE値の変化

電力効率が2倍