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代表取締役 兼 社長執行役員 小谷 進

ステークホルダーの皆様には、日頃より多大なるご支援をいただき、厚くお礼申しあげます。

2017年3月期の連結売上高は、カーOEM事業の売上減や円高の影響などにより、前期に比べ14.0%減収の3,867億円、営業利益は、主に売上高の減少により42.9%減益の42億円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純損益は、事業の選択と集中に伴い、事業構造改善費用や事業譲渡損を計上したことなどから、前期の7億円の利益から51億円の損失となりました。

2018年3月期は、当社にとって、創業80周年を迎える節目であり、将来の成長に向けて事業基盤を強化する重要な一年となります。2016年5月の中期計画策定時から環境や事業体制は変化しておりますが、事業の方向性や戦略に揺らぎはありません。車室空間における快適、感動、安心・安全を創出する『総合インフォテインメント』のリーディングカンパニーの実現に向けて、成長戦略を強力に推進してまいります。

市販事業においては、安定した収益構造を維持するとともに、売上拡大に向けて、スマートフォン連携製品の強化に加え、安心・安全領域における新価値提案や、音を中心としたエンタテインメントの追求により、パイオニアならではのコネクテッドカーライフを推進してまいります。また、クラウドを活用した新たな業務用ビジネスの強化や、新興国市場での地域特性に合った普及価格帯製品の展開を進めてまいります。

OEM事業においては、収益性の改善に向けて、多様化する顧客ニーズへの効率的な対応や、経営資源の効率化と事業プロセスの見直しによる生産性の向上を図ってまいります。また、先進技術の積極提案による新規受注の獲得を目指してまいります。

地図事業・自動運転関連では、3D-LiDARセンサーのサンプル出荷の準備を進めるとともに、オランダのHERE Technologiesとの提携や、国家プロジェクトへの参画等を通じて、自動運転用地図の開発や、その効率的な整備・更新を可能とする「データエコシステム」の実現を目指してまいります。

さらに、FA機器事業の拡大や、有機EL照明事業の立ち上げの加速に加え、医療・健康機器関連事業の育成に取り組んでまいります。

ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

2017年6月

代表取締役 兼 社長執行役員
小谷 進