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質疑応答要旨

2011年3月期 第1四半期決算発表 質疑応答要旨

為替前提を変更しなかった理由は?
円高に対する営業利益へのインパクトは、ドルの場合はプラス、ユーロの場合はマイナスで、ほぼ同額のため相殺するが、実勢レートはユーロのマイナス幅の方が大きい。現在のユーロ/円レートが今後も継続する場合の対応は進めており、十分カバーできるので、今回は、あえて業績予想、為替前提を変更しなかった。
目黒旧本社の売却の進捗は?
予定通り、7月末に完了。売却益の計上は2Q。
構造改革の次のステップとして、成長戦略のアピールポイントは?
構造改革は、前期末をもって終了。当期から成長戦略に舵を切るが、その骨子は、更なるコストダウン、アライアンス戦略の強化、新興国市場での事業拡大、スマートフォンを利用するカーナビゲーションの新ビジネス、有機EL照明や薄型スピーカー等の新規事業。
期初計画に比べて、1Qの上振れの内容は?
1Qの数値計画は発表していないので、数値に関してはお答えできないが、状況については次のとおり。売上は、カーエレでは部品の供給不足などによる出荷減はあったが、ホームエレでブルーレイディスクドライブ関連製品の受注が好調だったことから、国内・海外向けともに期初計画を上回った。また、営業利益は、ブルーレイディスクドライブ関連製品の売上増による粗利益改善、およびカーエレ、ホームエレともに費用を削減したことにより、全体で期初計画を上回った。
2Q以降、事業に影響を与える可能性のあるリスクは?
為替、材料や輸送費の高騰、中国でのスト等の労働問題、欧州景気などが考えられるが、最大の懸念材料は、LCDパネルの不足。この影響は2Qも続くが、10月以降は、供給状況の改善、代替供給先の確保により改善する見込み。
ディスプレイを除いたホームエレ事業は業績が改善しているが、その要因は?
1番目の理由は、昨年後半からブルーレイディスク市場が急速に立ち上がり、1Qの光ディスク事業は、期初計画を売上は40%程度上回り、この売上増に伴い、営業利益も計画を上回ったこと。2番目は、当期よりリソースをホームAV製品にシフトしており、AVレシーバーが欧米で好調に売上を伸ばしていること。
スマートフォンと連携したカーナビゲーション新事業のビジネスパートナー、商品の発表時期は?
パートナーについては、現在、色々な相手と話を進めている最中。商品は、当社の強みであるスマートループ情報も含め、各種カーナビゲーション情報を車室内で提供できる商品を来年以降、順次導入する予定である。
カーオーディオの「ボリュームゾーン強化戦略」の進捗は?
先進国市場での量販価格帯の下落トレンドを受け、コストダウンによる価格競争力強化で、シェアを奪回しつつある。さらなるシェアアップを目指し、今後も中・低価格なゾーンの強化を継続して行う。秋の新製品にも期待している。
1Qのカーオーディオの損益の状況はどうだったのか?
期初計画の時点から営業黒字を見込んでいたが、実績は計画を上回った。
北米市販市場における、1Qのカーオーディオのシェアの状況はどうだったのか?
一時は15%近くまで落ち込んだが、新製品の投入後、17〜18%程度まで上がってきており、「ボリュームゾーン強化」によりさらなるシェアアップに努める。期末までにはシェアを27%程度に引き上げたい。
これまで好調だったパソコン向け光ディスクドライブ関連は、先行きについて需給の調整懸念も出てきているが、今後の市場動向に対する見方は?
ブルーレイディスクドライブ市場は、前期後半から市場が急速な立ち上がりを見せたことで、1Qに需給が一時的に加熱したが、ここにきて落ち着いてきたと見ている。光ディスク関連市場は今後も安定した成長を続けるという見方に変化はないが、2Q以降の伸長率は保守的に見て計画を策定している。
固定費はどのくらい減少したのか?
固定費は、前期1Qとの比較で約40億円圧縮している。ただし、前期1Qには特許料収入の一括計上があったため、この特殊要因を除くと改善額はもっと大きい。
運転資本の面での改善要因は?今後も継続的に改善が見込めるのか?
一般的に、買掛債務の支払いサイトを伸ばすこと、また、売掛債権の早期キャッシュ化に取り組んでおり、2Q以降も継続する。

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