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2012年2月 6日
氷点の床新しきシューズ鳴く
ひょうてんのゆかあたらしきしゅーずなく
蘆白
「今月の音」がそう聞えましたかシリーズ。「氷点」とは、水が氷結するとき(または氷が融解するとき)の温度を指すわけですから、セ氏0度のことですね。「氷点の床」という表現は、「今月の音」の印象から生まれた言葉なのでしょう。氷ろうとする床を歩く「新しきシューズ」は、あんな音を立てるのかもしれない~という発想に吃驚の一句です。
■今日のプチ俳句講座。「星なりし人にうさぎが餅つけり/明鏡」←【今年は悲しいうさぎどしでした。うさぎが月で星になった人々のために、もちをついているそんな光景がふと浮かびました】と語る明鏡さん。上五を五音にするために「星なりし」としてますが、この表現では「星であった」と解釈されてしまいます。敢えて字余りにして「星となりし」とすれば、表現したかったことを正しく伝えることができますよ。
■「夏祭りでんでん息子買いまくり/飯田屋飛躍」←「今月の音」は、お祭りの余興として餅つきをやってるのではないかと想像した飯田屋飛躍さん。「買いまくり」の勢いが可笑しい一句です。