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2010年9月 8日

本日の一句

池田屋へ祇園囃子と夏の剣

いけだやへ ぎおんばやしと なつのけん

たかさま

九月つぼみ

夏井いつき選

【幕末のあの事件も確か、祇園祭りの時期だったような気がします】というコメントが気になって調べて見ました。池田事件は元治元年(1864年)6月5日となっていましたから、陽暦だと7月でしょうね。ならば祇園祭が行われていたことは十分に考えられますね。「夏の剣」という大胆な季語の使い方が、政変含みの暑い京都の夏を思わせます。

本日の入選作

■「殺人者も兵士も来てる村祭り/いらくさ」←たしかに、そういう人が混じっている可能性がないとはいいませんが、「今月の音」がそこまでサスペンスだったとは、想像もしませんでしたよ~。

■そして、こちらはホラー映画か。「人の気に物の怪の入る祭かな/仲ゑもん」←【お祭りの場所は人の気が柱のように立ち上っているので遠くからでも見て分かります。近くに行くと、大蛇、獅子、狐など人間以外の様々な存在もいっしょに参加していることに気づきます】というコメントに、ますます百物語な気分になってきました。

■ちなみに「百物語」は夏の季語。怪談めいた面白い季語です。歳時記で調べてみてね。

  
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