報道資料:JIIMAガイドライン※2に準拠した、光ディスクアーカイブ事業に関するアライアンスを推進

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Pioneer
2012年 9月 26日
パイオニア株式会社
三菱化学メディア株式会社
ビクターアドバンストメディア株式会社

~高品質光ディスク・ドライブを用いたデジタルアーカイブ※1市場の拡大に向けて~JIIMAガイドライン※2に準拠した、
光ディスクアーカイブ事業に関するアライアンスを推進

 この度、パイオニア株式会社(本社:神奈川県川崎市、社長:小谷 進、以下「パイオニア」)と三菱化学メディア株式会社(本社:東京都港区、社長:睦 哲也、以下「三菱化学メディア」)、ビクターアドバンストメディア株式会社(本社:東京都中央区、社長:岡松 広喜、以下「ビクターアドバンストメディア」)の3社は、JIIMAガイドライン※2に準拠した光ディスクアーカイブ事業に関するアライアンスを推進し、「オプティカル・アーカイブ・グループ(OPARG™)」として活動いたします。
 昨今、図書館や美術館の原資料や公文書などの長期保存において、情報を電子化して保存するデジタルアーカイブへの注目が高まっており、今後、保存されるデジタルデータの総容量が急激に増大すると予測されています。その中で、光ディスクを用いた記録・保存は、他のアーカイブ手法に比べて保守費用を抑えることができ、浸水などの災害後においても高い記録再現率を誇るなど、信頼性が高く評価されています。
 パイオニア、三菱化学メディア、ビクターアドバンストメディアの3社は、光ディスクアーカイブの品質と信頼性をさらに高めるために、「オプティカル・アーカイブ・グループ(OPARG™)」として高品質光ディスク(BD-R及びDVD-R)と記録用ドライブ、ディスク検査関連機器などを統合したデジタルアーカイブの枠組みを構築してまいります。JIIMAガイドライン※2に準拠した高いレベルでの品質管理を実現し、互換性を高めるとともに、長期保存システムに関するソリューション提案を行っていくことで、光ディスクアーカイブのメリットを訴求し、普及拡大に努めてまいります。

【オプティカル・アーカイブ・グループ(OPARG™)】

オプティカル・アーカイブ・グループ

【「オプティカル・アーカイブ・グループ」の主な活動】

  1. JIIMAガイドライン※2(改定JIS Z 6017※3)に準拠した長期保存システムに関するソリューション提案
  2. 互換性を高めるための検証および統一ロゴマークの採用
  3. 光ディスクアーカイブに関するプロモーション活動(イベント出展など)
  4. 認証取得に向けた関連諸団体への働きかけと海外展開

【賛同を表明している企業】

以下の企業が「オプティカル・アーカイブ・グループ」への賛同を表明しており、今後本グループにより構築されるデジタルアーカイブの枠組みに沿った仕様やシステム構成、アプリケーション環境のトータルソリューション提案を行い、普及促進に努めてまいります。

ASACA / EPSON / INCOM Storage / NETZON / PDO Europe / PoINT Software & Systems / RIMAGE / ビフレステック / ディジタル・ストリームス / UNITEX

 

※1 電子化された記録や資料をまとめて長期間保存すること。
※2 JIIMA(社団法人 日本画像情報マネジメント協会)で本年4月に策定された「電子化文書長期保存のためのBlu-ray Disc™検査基準及び取り扱いに関するガイドライン 第1.0版」。(http://www.jiima.or.jp/pdf/7_JIIMA_guideline.pdf)
※3 JIS Z 6017 「電子化文書の長期保存方法」に記録形BDを記録保存メディアとして追加し、上記ガイドラインを包含するようにJIIMAにおいて改定中。
* OPARG™及びOPARG™ロゴはパイオニア株式会社の商標です。

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