報道資料:音楽ファイル対応マルチプレーヤー「CDJ-850」を新発売

ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

Pioneer
2010年 7月 15日
パイオニア株式会社

~プロフェッショナルシリーズの高い操作性を受け継いだホームDJ向けモデル~音楽ファイル対応マルチプレーヤー「CDJ-850」を新発売DJ向け音楽管理ソフトウェア「rekordbox ™」※1により快適なDJライフを実現

CDJ-850
商品名 型番 希望小売価格 発売時期
マルチプレーヤー CDJ-850 オープン価格 8月下旬

【企画意図】

 パイオニアは、多くのプロDJやクラブから高く評価されている、当社プロフェッショナルDJプレーヤーの高い操作性を受け継ぎ、音楽管理ソフトウェア「rekordbox ™」にも対応したホームDJ向け音楽ファイル対応マルチプレーヤー「CDJ-850」を発売いたします。

 近年、DJ / クラブ市場では、MP3など様々な音楽ファイルを使うDJスタイルが増えています。当社は昨年、ファイルミュージック時代の新たなDJスタイルを提案したプロDJ / クラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000」「CDJ-900」を発売し、数多くのクラブに導入していただいております。

 今回発売する「CDJ-850」は、そのプロフェッショナルシリーズのレイアウトを受け継ぎ、高い操作性を実現したホームDJ向けマルチプレーヤーです。付属の音楽管理ソフトウェア「rekordbox™」で、音楽ファイルの管理やスピーディーな選曲など、DJの音楽ライフを広くサポートするほか、USBストレージ内の音楽ファイルやCDの再生、またPC用DJソフトウェアのコントロールも可能です。

 当社は、プロからアマチュアまで幅広いDJのニーズに応え、新しい音楽の楽しみ方を提案することで、DJ / クラブ市場の活性化を図って参ります。

【CDJ-850の主な特長】

1) プロフェッショナルシリーズの高い操作性を継承

自在なコントロールを可能にする、直径206mmの大型ジョグを搭載したほか、簡単操作のロータリーセレクターやディスプレイ上部のブラウズ用ボタンなど、高い操作性を持つプロフェッショナルシリーズのレイアウトを継承しました。プロモデルに近い操作性でDJプレイを楽しむことができます。

2) 多彩なメディア、フォーマットに対応

USBストレージやCD-R/RWに記録されているMP3、AAC、WAV、AIFFの音楽フォーマットに対応しているため、様々なメディアや音楽フォーマットを使ってDJプレイを楽しむことができます。

3) 快適なDJライフを実現する音楽管理ソフトウェア「rekordbox ™」付属

PCにインストールした「rekordbox ™」で音楽ファイルを解析し、DJプレイに適した形で管理(設定、作成・編集、履歴保存)することができます。

  1. 音楽ファイルの「WAVE」「BEAT GRID」「BPM」「ID3 TAG」※2などをデータ解析
  2. 「CUE」「LOOP」※3の設定
  3. 「PLAYLIST」の作成・編集
  4. 本機で再生した音楽ファイルの再生履歴情報の保存

4) DJプロセスを容易にする「USBエクスポート」機能

「rekordbox™」で管理保存している音楽ファイルや管理データを、USBストレージにエクスポートしてマルチプレーヤーに呼び出せば、PCに接続しなくても、解析・管理された音楽ファイルを使ってプレイすることが可能です。

また、再生履歴は、自動的にUSBストレージに記録されるため、
「rekordbox™で音楽ファイルを解析・管理」 → 「USBストレージに音楽ファイルをエクスポート」 → 「マルチプレーヤーで音楽ファイルを使ったDJパフォーマンス」 → 「再生履歴などがUSBストレージにフィードバック」 → 「再生履歴などを参考に、rekordbox™で次のプレイの準備」  といった一連のDJプロセスを容易にすることができます。

5) 快適かつスピーディーな選曲を実現する多彩なディスプレイ表示

曲名、アーティスト、BPMなど、音楽ファイルの情報を分かりやすく表示するGUIと、操作しやすいロータリーセレクターを組み合わせることにより、快適かつスピーディーな選曲をすることができます。また「WAVE」表示で、曲全体の流れ・強弱を把握できるため、DJプレイをスムーズに行うことができます。

6) DJソフトウェアコントローラーやオーディオインターフェイスとして使用可能

PCとUSB接続することで、MIDI対応のDJソフトウェアを操作することができます。また、本機に搭載している専用インターフェース(USB HID)で接続することにより、DJソフトウェアのより細かな操作まで、コントロールディスクなしで行うことができます。さらに、PCのオーディオインターフェイスとして使うことも可能です。

7) 編集可能な「TAG LIST」機能を搭載

再生中や選曲中にボタンを押すだけで、曲を簡単に登録することができる「TAG LIST」機能を搭載しており、これからプレイする曲のリストを簡単に作ることができます。また、「TAG LIST」内の曲順を並び替えや、プレイリストとして「rekordbox™」に保管する機能が新たに加わりました。

8) その他の特長

  • ボタンを押すだけで、ビートのループを組むことができる「AUTO BEAT LOOP」機能。
  • 曲のテンポ最大可変範囲を±6%、±10%、±16%、WIDEの4段階※4に設定可能。
  • ディスクを取り出して再度挿入すると、直前の状態に戻る「レジューム機能」。
  • 「ショックプルーフメモリー※5」と「フローティング構造」の採用により、優れた耐振性を実現。

 

※1 MixVibes社との協業で開発された、当社製品と組み合わせるための音楽管理ソフトウェア「rekordbox ™」は、当社の登録商標です。
※2 「WAVE」:曲全体の構成を確認できるように、音の強弱や密度を2次元で表示。
「BEAT GRID」:rekordbox™の波形上に表示される拍位置。
「BPM」:曲のテンポを数値で表すもの。
「ID3 TAG」:MP3ファイルに、アーティスト名・作成日・曲名等の情報を書き込むための規格。
※3 「CUE」:曲中の頭出しなどのポイント。
「LOOP」:シームレスなリピート再生。
※4 MP3、AAC、WAV、AIFFは±6%、±10%、±16%の3段階に設定可能で、音楽CDのみWIDEに対応しています。
※5 再生する音よりも先の音を事前にメモリーしておくことで、音飛びを防ぐ技術。

【主な仕様】

再生可能メディア 音楽CD、CD-R/RW、USBストレージデバイス(フラッシュメモリー/HDD他)
再生可能ファイル MP3、AAC、WAV、AIFF
USBストレージ対応
ファイルシステム
FAT16、FAT32、HFS+
周波数特性 4 Hz ~ 20 kHz
S/N比 115dB以上(JEITA)
全高調波歪率 0.003%以下(JEITA)
USB端子 USB A端子×1、USB B端子×1
音声出力端子 AUDIO OUT(RCA)×1
その他の端子 CONTROL(φ3.5 mmミニプラグ)×1
オーディオ出力電圧 2.0 V
使用電源 AC 100 V(50 Hz/60 Hz)
消費電力 21 W
最大外形寸法 305 mm (W) ×364.4mm (D) ×105.5 mm (H)
本体質量 3.3 kg
<付属 楽曲管理ソフトウェア「rekordbox™」>
対応OS Mac OS® X (10.4.6 以降)
Windows® 7 Home Premium / Professional / Ultimate
Windows Vista® Home Basic / Home Premium / Ultimate / Business
Windows® XP Home Edition / Professional (SP2 以降)
(※Windows® XP Professional x64 edition には対応していません)
再生可能ファイル MP3、AAC、WAV、AIFF

 


他の報道資料を探す

キーワードで探す

年月で探す