報道資料：携帯電話とカーナビゲーションシステム間を連携する規格「フォトリモ＠ナビ®　Ver.1.0」の技術仕様を公開

　シャープ株式会社(本社：大阪市阿倍野区、代表取締役社長兼COO： 幹雄)とパイオニア株式会社(本社：東京都目黒区、代表取締役社長：小谷　進)は、携帯電話とカーナビゲーションシステム間のシームレスな連携を実現する規格「フォトリモ＠ナビ　Ver.1.0」の技術仕様を公開いたします。
本技術仕様を参照することにより、端末メーカー、サービス事業者は「フォトリモ＠ナビ　Ver.1.0」対応の端末やサービスの開発が可能となります。
今後、両社は当規格対応の端末やサービスの普及を積極的に推進してまいります。

【開示内容】

概略仕様書、フォトリモ仕様書、位置情報仕様書、通信シーケンス仕様書
通信データフォーマット仕様書、メール情報仕様書

当規格の概要は、こちらにて公開しています。

• シャープホームページ
• パイオニアホームページ

【当規格の利用イメージ】

①カーナビに簡単目的地 設定	②到着予想時刻をお知らせ	③不在着信・未読メール お知らせ
あらかじめ目的地設定などの情報を埋め込んだ「地点情報付きフォトリモ®画像」を、Webサイトから携帯電話にダウンロード。 Bluetooth®を介してフォトリモ®画像に付加されている地点情報が携帯電話からカーナビに転送されて、特別な操作をせずに目的地設定が簡単に行えます。	目的地を設定したカーナビから、接続している携帯電話を介して、到着予想時刻を指定した宛先にメールでお知らせします。	カーナビ画面に携帯電話への不在着信、未読メールがきたことを表示します。

2009年10月20日から22日まで千葉県・幕張メッセで開催された「第1回 国際自動車通信技術展」において、当規格は第1回 ATTTアワードの「プラットフォーム部門 優秀賞」を受賞いたしました。ユーザーにとって身近なツールである携帯電話を用いて規格の標準化を行い、幅広い普及を目指していることなどが評価されました。