報道資料:パイオニアと松下がPDP事業の包括提携について基本合意

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Pioneer
2008年 4月 24日
パイオニア株式会社
松下電器産業株式会社

パイオニアと松下がPDP事業の包括提携について基本合意

 パイオニア株式会社(代表取締役社長:須藤 民彦/証券コード:6773/以下、パイオニア)と松下電器産業株式会社(代表取締役社長:大坪 文雄/証券コード:6752/以下、松下)の両社は、PDP事業のさらなる強化、発展を目的に包括的な提携を行うことで、本日基本合意いたしました。

 提携の主な内容としては、PDPパネル・モジュールに関する新規開発と、戦略的な生産・供給に関してであり、詳細については両社協議の上、本年5月を目途に「PDP事業に関する業務提携契約」を締結する予定です。

 両社は、自発光ならではの優位性を持つPDPのデバイス特性を活かし、かつ独自の映像技術を駆使した高性能・高品質な薄型テレビとして、パイオニアは「KURO」、松下は「VIERA」のブランドで市場に投入しており、各々がお客様はもとよりオーディオ・ビジュアル関係のプロフェッショナルに至るまで幅広い支持を頂戴しています。

 今回の基本合意により、パイオニアが有するKUROの「高発光効率化技術」「高コントラスト化技術」「パネル超薄型化技術」等と、松下がVIERAの進化系「Neo PDP」として開発した「高効率化技術」などを融合することで大きなシナジーが創出できます。これにより省エネを始めとする環境性能に優れた、より高画質なPDPパネル・モジュールを実現し、薄型テレビ市場におけるプラズマテレビのさらなる発展を図ってまいります。

 両社の技術力を結集したPDPパネル・モジュールは、パイオニアの協力のもと、松下が主体となって開発します。
 また、この開発成果を組み込んだPDPパネル・モジュールは、松下が生産を行い、来年秋にパイオニアより発売予定のPDP製品に搭載できるように供給を開始する予定です。今後、両社の技術の融合を推進し、共通のPDPパネルを採用することで、開発効率、生産効率を一層高め、両社の薄型テレビ事業におけるコスト力の増強に繋げてまいります。
 なお、生産・供給サイズについては、現在パイオニアが事業展開しているインチサイズを視野に、お客様の要望や市場競争力を勘案しながら今後協議してまいります。

 両社は、今回の提携によって生み出された成果に、両社独自の画像処理技術の特長を活かすことで、それぞれ特徴あるプラズマテレビを拡大するグローバル市場に提供し、世界のお客様のご要望にお応えしてまいります。

以上

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