報道資料:50型ハイビジョン対応プラズマディスプレイシステム「PDP−501HD」 新発売

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Pioneer
1997年 11月 19日
パイオニア株式会社

高精細XGAワイドプラズマパネルを採用50型ハイビジョン対応プラズマディスプレイシステム
「PDP−501HD」 新発売

当社は、次世代ディスプレイとして高精細XGAワイドプラズマディスプレイパネルを採用した50型ハイビジョンプラズマディスプレイシステムを下記要領にて新発売いたします。

PDP-501HD
商品名 型番 価格(税別) 発売時期 月産予定台数
50型ハイビジョン
プラズマディスプレイシステム
PDP−501HD 2,500,000円 12月中旬 500台

【企画意図】

当社では、プラズマディスプレイをブラウン管テレビに置き換わる次世代ディスプレイとして位置づけ、今後の基幹事業とすべく研究開発を進めてまいりました。この間、国内外の展示会に参考出品し、性能面で各方面から高い評価を頂いております。
「PDP−501HD」は、50型ワイドの大画面で本体奥行きわずか9.8cmを実現しました。新世代パネル開発にいち早く取り組み、当社独自のプラズマディスプレイ技術により、1280画素×768画素の高精細度と350カンデラの高輝度を両立した新開発XGAワイドパネルを搭載し、緻密なハイビジョン画像やXGAコンピューター映像信号をはじめとする様々なフォーマットの画像の能力を十分に引き出すことができます。
メディアレシーバー部に、TVチューナーやハイビジョンのためのMUSEデコーダーを内蔵し、将来の発展性に備えた9系統もの各種映像入力ファンクションを装備しました。
また、スピーカーには、プラズマディスプレイ専用に開発した高音質スリムタイプを採用しています。

【「PDP−501HD」の主な特長】

1 ) ディスプレイ本体の特長

  • 高精細XGAワイドプラズマパネルを採用
    時代に先駆けて開発に取り組んだXGAワイドパネルは、同一画面サイズで比較すれば、従来のVGAの2.5倍以上の情報量を実現した、横1280画素×縦768画素の精細度は、XGAのパソコン画像はもちろん、ハイビジョン映像の美しさを余すところ無く映し出します。
    * 画面のアスペクト比が4:3の場合 VGAとは 640画素×480画素 XGAとは 1024画素×768画素
  • XGAクラスでトップレベルの高輝度を達成
    精細度との両立の難しい輝度についても、当社独自の電極構造を始めとするセル構造の最適化を図り、この精細度で350カンデラというクラストップレベルの明るさを獲得しています。
  • 最大級・50型ワイドの大画面ながら本体奥行きわずか9.8cmを実現
    直視型ブラウン管では困難な50型大画面を実現しながらディスプレイ本体の奥行きがわずか9.8cmというサイズは、リビングルームにおけるディスプレイのあり方を根本から変える可能性を秘めています。
  • レシーバー部を分離して置き方自由
    各種映像メディアの入力や、チューナー、アンプ等をレシーバー側に集約し、ディスプレイ本体と分離することでディスプレイは様々な設置方法が可能になりました。
    壁掛け・フロアスタンド・フロアラックに対応しています。

2 ) メディアレシーバーの特長

  • 動画の鮮明度が高いMUSEデコーダーを内蔵
    MUSE信号を復調しハイビジョンベースバンドのRGB信号に変換する過程で、動画領域の検出精度を高めノイズが少ない鮮明画像を再現しています。
  • 色再現性が高いDVDコンポーネントビデオ信号入力端子を装備
    従来のS映像信号に比べ高い色再現性をもつDVDプレーヤーのコンポーネントビデオ信号の入力端子を設け、 次世代映像メディアDVDの美しさをより忠実に再現いたします。
  • 高精細XGAコンピューター映像信号入力のRGB端子を装備
    背面及び前面パネルに実用性の高いRGB入力端子を設け、XGA(1024×768)の高精細画面を画素単位でリアルに表示いたします。また、SXGAの映像も簡易表示を可能とし、多彩なプレゼンテーションに対応しています。
  • デジタルCSチューナー等の充実した9系統映像入力ファンクション機能
    VHF/UHF、BS、CATV対応チューナーを内蔵し、デジタルCSチューナーやW−VHSなどに対応する豊富な入出力端子を装備。
  • リスニングエリアの広いSRS*(Sound Retrieval System)回路を搭載
    聴覚特性にあわせ左右の音の信号差に独自の周波数特性を加え大画面にふさわしい臨場感あふれる立体音響システムを再現いたします。従来のサラウンドに比べより広いリスニングエリアが得られ視野角とともに視聴エリアが拡大しました。
    *SRS is registered in the US and selected foreign countries.
  • 本格的なホームシアターに発展できるセンターチャンネルスピーカー切替え機能
    重低音の迫力を補うサブウーファー用出力や、ドルビーデジタル対応AVアンプ、メイン、リアスピーカー等との組み合わせ時に付属のスピーカーをセンターチャンネルスピーカーに設定する 機能など、本格的なホームシアターに容易に発展できる能力を持っています。

3 ) スピーカーの特長

横幅7.4cmのプラズマ専用スピーカーシステムを開発
2.5cmドームコーン型ツィーターを中心に新開発4.5cm幅の長円型ユニットを上下に配置することで、省スペース性と音場定位を向上させました。
また、低域増強と、低音再生周波数帯域拡大を図るスタガ接続の採用により、横幅7.4cmのキャビネットながら豊かなダイナミックサウンドを再生いたします。

4 ) その他オプション群(別売)(近日発売予定)

  1. PDP専用AVラック:PDP−501HDの付属スタンドを取り外してドレッサー(鏡台)のように設置出来る、 高級感あふれるAVラックです。
  2. フロアースタンド:リビングに設置してテレビを観る時の理想的な高さ(スクリーン中央が80cm)にPDPを設定するのに最適なスタンドです。
  3. 壁掛けユニット:さまざまな建築フォーマットの壁に固定できるように壁とのインターフェースを設計した壁掛け用の金具です。

【主な仕様】

ディスプレイ本体部
画面サイズ: 50型
アスペクト比: 16:9
画素数: 1280(水平)×768(垂直)
画素ピッチ: 0.858(横・RGBトリオ)×0.808(縦)mm
階調数: 256階調/1677万色
輝度: 350cd/m2(白ピーク、パネル単体)
視野角: 水平:160度、垂直:160度
外形寸法: 1218(W)×714(H)×98(D)mm
質量: 42.5kg
駆動方式: AC方式
消費電力: 495W
メディアレシーバー部
内蔵チューナー: VHF/UHF、BS、CATV(13ch−38ch)
音声アンプ出力: 12W+12W(8Ω)
外部入出力端子: アンテナ入力:VHF/UHF/CATV:1系統 BS:1系統
ビデオ入力:S映像:5系統 映像:5系統 音声:5系統
PC入力:mD-SUB15:2系統 音声:2系統
ハイビジョン入力:YPbPrHV:1系統 音声:1系統
MUSE入力:1系統 コンポーネント映像入力:1系統
ビデオ出力:1系統(S映像、音声) MUSEデコーダー出力:1系統
BS検波出力:2系統 ビットストリーム出力:1系統
AFC入力:1系統 ヘッドホン出力:1系統
外部音声入力:1系統 外部音声出力:1系統
その他: MUSEデコーダー内蔵、3次元Y/C分離回路搭載、SRS回路搭載
外形寸法: 420(W)×128(H)×360(D)mm
質量: 11kg
消費電力: 90W
スピーカー部
方式: 密閉式3ウェイスタガ接続方式
インピーダンス:
最大入力: 12W
外形寸法: 74(W)×714(H)×98(D)mm
質量: 2.8kg/1台

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