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音鑑「鑑賞の指導の実践を深める講座」全4回コース 報告

 鑑賞指導の「授業づくり」について、講義、グループディスカッションに個別指導を取り入れ、参加者個々の指導力アップをめざした講座を全4回開催し、8名の先生方にご参加いただきました。

  
講座の3つのねらい:
(1) 学習指導要領に基づく学習指導と学習評価への理解を深める。
(2) 鑑賞領域の授業を計画する基本的な考え方を身に付ける。
(3) 指導と評価が一体となった授業を計画・実践する力を身に付ける。
日時 全4回にわたるコース  (いずれも 10:00〜16:00の開催)
第1回:6月15日(土)、 第2回:7月13日(土)、
第3回:9月8日(日)、 第4回:10月19日(土) 
会場 松本記念音楽迎賓館(東京都世田谷区)
講師陣 藤沢章彦 文教大学講師、財団理事
石井ゆきこ 東京都荒川区立尾久第六小学校主任教諭
長者久保希史子 青森県八戸市立三条中学校教諭
館 雅之 神奈川県横浜市立綱島小学校副校長
萬  司 北海道札幌市立柏丘中学校教諭
研修内容(概要)
日程 内容 講師
第1回

6月15日
(土)

【講義】教材研究について

  • 教材とは

【講義】学習指導要領と学習評価の確認

  • 学習指導要領の内容及び学習評価を、参考資料等を使いながら確認し、理解しました。

【演習】指導内容を実現するための〔共通事項〕に基づく教材分析 (校種別)

  • 以下の教材を、実際に音楽を聴きながら、また比較聴取しながら、さらに楽譜を見ながら進めました。そして、〔共通事項〕を窓口に、指導事項、さらには評価する内容とかかわらせながら楽曲分析しました。
    教材
    小学校:「白鳥」(サン=サーンス作曲)
     
    中学校:「ブルタバ」(ドボルザーク作曲)
藤沢章彦
館 雅之
萬 司
第2回

7月13日
(土)

【講義】教材研究について

  • 教材研究、教材性とは

【講義】鑑賞領域の指導と評価の実際

  • 題材における指導計画・評価計画の考え方として、題材構成の考え方、指導事項と評価規準の関係、評価の実際について確認しました。

【演習】題材構成の視点から考える授業の実際(校種別)

  • 第1回の教材分析を基に、題材を構成し(表現との関連を図った題材も考慮)、指導内容(指導事項、〔共通事項〕)、評価規準の設定と評価の内容を検討しました。
藤沢章彦
館 雅之
長者久保
   希史子
第3回

9月8日
(日)

【講義】教材研究について

  • 教材研究の実際

【演習】夏休みの課題報告と検討(校種別)

  • 夏休みの課題として、教材の楽曲分析から題材構成まで、事例の作成を個別に行いました。
  • 個々の事例をグループで検討したり、個別指導を受けたりしながら、改善の視点を明らかにしました。
    教材
     
     
    小学校:「ファランドール」(ビゼー作曲)
    中学校:「交響曲第5番」(ベートーヴェン作曲)
          または「フーガ ト短調」(バッハ作曲)

【まとめ】改善の視点

  • 教材分析は、〔共通事項〕に基づいてより具体化する。
  • 指導事項を絞込み、評価とのかかわりを明確にする。
  • 表現と鑑賞の関連を図る題材構成では、支えとなる〔共通事項〕を明確にし、効果的な指導の流れの吟味が大切。
藤沢章彦
石井ゆきこ
長者久保
   希史子
第4回

10月19日
(土)
最終回

【演習】改訂版の報告と検討(校種別)

  • 第3回で検討した事例を改訂し、個々の事例をグループで検討したり、個別指導を受けたりしながら、さらに改善を図りました。

【演習】発表

  • 個々に「事例改善の視点」を挙げ、それに基づいて事例を発表しました。

【まとめ】改善の視点

  • 教材の〔共通事項〕に基づく分析が、指導内容を明確にし、よって評価の内容も明確になる。
  • 学習内容と学習活動を混同しないように。学習活動が本当に指導のねらいにマッチしているのかよく吟味することが重要。
  • 学習活動として比較聴取することは、鑑賞指導に限らず表現の指導でも有用。
石井ゆきこ
萬 司
藤沢章彦

第4回演習 小学校グループ検討

第4回演習 中学校グループ検討
参加者の声

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