ホーム > 講習会&演奏会 > 第3回音鑑「夏の勉強会」報告

音鑑教育イベント

7月31日から8月1日の2日間、東京・二子玉川の松本記念音楽迎賓館で、今年で第3回目となる音鑑「夏の勉強会」が行なわれました。「夏のセミナー」から「夏の勉強会」に変わって早3回目。指定された教材を使って授業展開をグループで考えていくところは今までと同じですが、「夏のセミナー」と違うところは、題材の構成や学習指導要領との関連を明確にして授業展開を考え、学習指導要領の趣旨を具体的な事例とともに研修していくところです。 なお、この勉強会は教員免許更新講習に認定されました。

研修テーマ  「子どもたちがよくわかる 新しい音楽鑑賞の指導法」 
              〜 教科書掲載の教材をつかって 〜
   
研修の主旨と内容
予め準備された「教材」に基づいて授業展開を考える中で、
〔共通事項〕や「言葉で表す」活動の扱い方を具体的に学び、
新学習指導要領における鑑賞の学習指導の考え方を身につける
日時 平成22年7月31日〜8月1日
会場 松本記念音楽迎賓館
時程 スケジュール
受講者数 小学校教諭24名、中学校教諭18名、計42名
スタッフ 主講師  川池聰(財団理事・研究事業主管)
助言者4名  財団研究委員の中から小学校部2名、中学校部2名 (敬称略)

内容

  1. 開講式  「夏の勉強会」の主旨と目的を説明(川池聰)
  2. 講義 「これからの鑑賞領域の学習指導 〜学習指導要領の全面実施に向けて〜」  新学習指導要領について、学力の3つの要素をおさえた上で、音楽科改訂の主なポイントをとらえました。
    さらに、鑑賞領域の内容では、〔共通事項〕や「言葉で表す」活動についてをおさえ、これからの鑑賞領域の学習指導をどのように進めていけばよいかを研修しました。
  3. 実践例の提案  受講者が小学校、中学校の校種別に分かれ、講義「これからの鑑賞領域の学習指導」についての内容を、実践例の提示を交えてさらに具体的に研修しました。
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  5. グループ研修  4つのグループに別れ、講義や実践例の提案を受けて、〔共通事項〕や「言葉で表す」活動の扱い方に注意しながら、鑑賞の授業の組立て方を研修しました。
     本来は指導したい内容があり、それを実現するために教材を選びますが、ここでは時間制限もありますので、あらかじめ教材を指定し、それついて教材研究をするところから研修します。まずは、指定教材の教材性について〔共通事項〕を手がかりに、どのような音楽を形づくっている要素を子どもたちは聴き取り、感じ取るのかを明らかにしました。ここでは、音楽から聴き取れる〔共通事項〕の具体的な内容を挙げていきます。
     次に、題材名、題材の目標、本時の目標と関連させながら、それに向かう授業展開(学習内容、学習活動)を考えます。ここでは、活動列記の指導案にならないよう、その活動は学習指導要領のどの内容を指導することになるのかを確認しながら作ります。
    グループ 学 年 教 材
    A 中学校 第1学年 「春」(ヴィヴァルディ)
    B 中学校 第2・3学年 「ブルタバ」(スメタナ)
    C 小学校 高学年 「ハンガリー舞曲第5番」
    (ブラームス)
    D 小学校 中学年 「山の魔王の宮殿にて」
    (グリーグ)
  6. 研究発表  グループで作り上げた授業展開を説明や授業ロールプレイによって発表し意見交換します。                                                            
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