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AV基礎知識

基本講座/薄型テレビ編

Point2.映像美を判断するために知っておきたいキーワード

◆フルハイビジョンとは?

デジタル放送には、ハイビジョン放送(HDTV)と呼ばれるHD放送と標準放送(SDTV)と呼ばれるSD放送があり、ハイビジョン放送の解像度(画素数)は、1920×1080(BSデジタル放送)、1440×1080(地上デジタル放送)の2つがあります。放送局が送信したハイビジョン映像情報を余すところなく映し出せるのが、最も解像度の高い1920×1080の解像度(画素数)の画面(パネル)で、これを「フルハイビジョン」と呼んでいます。最近話題のブルーレイディスクに収められた解像度(画素数)1920×1080の高精細な映像を楽しむには、プログレッシブ方式で出力する1080p出力に対応したプレーヤーと1080p表示対応のテレビまたはモニターがあれば可能になります。

◆インターレースとプログレッシブの違いは?

走査線の数を表す1080や720などの数字の後にiやpというアルファベットがついていることがあります。これらは走査方式を表しており、iがインターレース方式の略、pがプログレッシブ方式の略です。インターレース方式は従来からのテレビ放送で使われています。プログレッシブ方式はDVDブルーレイディスクなどで使用されている規格で、対応したテレビでの表示が可能です。最近のほとんどの薄型テレビは、このプログレッシブ表示に対応しています。

■テレビ放送で使用されている「インターレース方式」
低い周波数で滑らかな映像を映し出すための表示方式で、従来よりテレビ放送で使用されてきました。その仕組みは、1枚の映像を奇数と偶数の走査線に分けて走査し、人間の眼の残像効果を利用し1枚の映像として見せています。このため、静止画や文字がちらついて見えることがあります。

■1回走査で映像を表示する「プログレッシブ方式」
「プログレッシブ方式」は1回の走査で1枚の映像を表示します。つまり、1回走査あたりの情報量はインターレース方式の2倍になり、ちらつきの少ない、緻密な映像を表示できます。プログレッシブで収録されているDVDブルーレイディスクは、対応テレビで表示することで、本来の画質を楽しむことができます。「インターレース方式」に対し、「ノンインターレース方式」と呼ばれることもあります。

◆コントラスト比って?

テレビの画質を表すのによく用いられる「コントラスト比」とは画面内の輝度比のことで、最も明るい部分(白)と最も暗い部分(黒)のとの比率を表しています。コントラスト比10,000:1という場合、最も暗い「黒」を1としたときの最も明るい(白)が10,000という意味で、一般的には明暗の差があればあるほど色彩にメリハリがつき、くっきりと鮮明な映像になります。

◆HDMIって?

HDMIはHigh-Definition Multimedia Interfaceの略で、非圧縮のデジタル映像・音声を伝送できるマルチメディアインターフェイスのひとつです。対応機器同士をHDMIで接続することで、ブルーレイディスクDVDなどの映像や音声をクオリティ損なうことなく楽しむことができます。さらに、HDMIの最新バージョンでは対応機器間同士の連携操作も可能になる機能も追加されています。

■HDMI各バージョンの機能
・Ver1.0…1080p対応
・Ver1.1…Dolby Digital、DTS音声伝送対応/DVD Audio対応
・Ver1.2…SACDのDSDビットストリーム対応
・Ver1.2a…HDMI対応機器間の制御機能の追加[CEC(制御信号によるコントロール)]
・Ver1.3…1440p対応/DeepColor対応/x.v.Color対応/Dolby TrueHD対応/DTS-HD Master Audio対応/LipSyncへの対応(各機器のディレイタイムの調節)/MiniHDMIの定義
・Ver1.3a…HDMI対応機器間の制御機能の追加

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