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AV基礎知識

基本講座/薄型テレビ編

Point1.薄型テレビの主流「プラズマテレビ」「液晶テレビ」

◆夢の大画面化を叶えた薄型テレビ

最近本格的な放送が開始された地上デジタル放送やBSデジタル放送などのハイビジョン放送の大きな魅力は、高精細で緻密な映像美です。実は、このハイクオリティな映像は、大画面で視聴することを想定して開発されました。これまでのブラウン管方式のテレビでは、画面を大きくすると、どうしても奥行きが必要になり、とても重くなるという弊害がありました。また、構造上、実現できる画面サイズにも限界がありました。そこで登場したのが大画面・軽量・薄型化が図れるプラズマテレビや液晶テレビなどの薄型テレビです。軽量・薄型の利点を活かして、壁掛設置なども可能となりました。現在ではほとんどの薄型テレビには、地上デジタル放送やBSデジタル放送、CSデジタル放送などのデジタルチューナーが内蔵されているため、ハイビジョン放送ならではの高品位な映像を楽しむことができます。薄型テレビには、様々な種類があり、現在主流となっている「プラズマテレビ」「液晶テレビ」のほか、有機ELディスプレイを使った「有機ELテレビ」などがあります。

◆プラズマテレビと液晶テレビの違いは?

現在の薄型テレビの主流は「プラズマテレビ」と「液晶テレビ」ですが、その仕組みと特長は異なります。

■仕組みの違い

●プラズマテレビ
プラズマテレビは簡単にいうと微細な蛍光灯の集合体です。パネル一面に光の三原色であるR(赤)G(緑)B(青)の小さなセル(画素)がたくさん並んでいて、このセルひとつひとつが自ら発光(自発光)することによって映像(画像)を表現しています。

「プラズマテレビの仕組み」
プラズマテレビは、パネル一面に小さなセル(画素)が無数にぎっしりと敷き詰められています。ひとつひとつのセルの内側には光の三原色であるR(赤)G(緑)B(青)の蛍光体があります。セルの中にはキセノン・ネオン混合ガスなどが入っていて、このセル(画素)ごとに電圧をかけて中のガスを放電させ、その光が蛍光体に当たり各色を映し出し、映像を作り出しています。プラズマテレビは、セル(画素)自体が光を放つことで、緻密で高精細な映像表現を可能にしています。

●液晶テレビ
液晶テレビのパネルは、液晶をバックライトと呼ばれる蛍光灯とカラーフィルターで挟んだ三層構造となっています。バックライトの光量を液晶分子の傾きによってコントロールし、RGBで色分けされたカラーフィルターを通過することで光に色をつけて映像(画像)を表現しています。

「液晶テレビの仕組み」
液晶テレビは、液晶がたくさん並んで配置されている一枚のパネルを「バックライト」と呼ばれる蛍光灯と、R(赤)G(緑)B(青)で色分けされた「カラーフィルター」で挟んだ三層構造になっています。この液晶に電気を通すと電流の方向に合わせて結晶の向きが傾く性質を利用し、液晶を通過するバックライトからの光を遮ったり通したりするシャッターのように光の量をコントロールして映像の明るさを表示。光がRGBのカラーフィルターを通ることで映像を作り出しています。

■特長の違い

●プラズマテレビの主な特長
・大画面(37型〜60型超)に適している
・自発光による鮮明で高精細な映像
・引き締まった「黒」が表現できる
・視野角が広い
・残像感が少なく、動きが激しい映像も滑らかに表現
・長時間視聴しても目が疲れにくい

●液晶テレビの主な特長
・小型から大型までラインナップが豊富
・明るく、くっきりとした映像
・映像の映り込みが少ない

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