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あなたの職場に、障害をお持ちの方はいらっしゃいますか?身近にいる場合はともかく、あまり接点がないとピンと来ないことも多いかもしれませんね…という私は障害者。2001年の冬にパイオニアに中途入社した、聴覚障害者です。コミュニケーション障害と言われる障害ゆえに、果たして企業の中で仕事ができるだろうか?長年躊躇していた私ですが、「より多くの人と、感動を」というパイオニアのグループ理念に共感して入社を決意し、この言葉に背中を押され、社会人としての一歩を踏み出したのです。 パイオニアでは様々な障害者が働いています。以前は生産系の仕事が中心だったのですが、ここ5年ほど前から職域が大幅に広がり、現在の所属部署は実に様々です。私の担当はホームページ。インターネットやメールを駆使して業務を進めていますが、パソコンのない、電話中心の時代だったら…と思うとゾッとします。障害によってできなかったことを、ITをはじめとした技術革新がカバーしてくれる。そんな場面は多々あります。 こうしたハード面の、環境整備によるバリアフリーが障害者の社会進出をサポートしてくれる一方で、ソフト面である、心のバリアフリーもとても大事なこと。お互いの心の壁をなくすために、充分なコミュニケーションを図ることが必要であると痛感しています。デリケートな面が強調されがちですが、障害者からのきちんとしたアプローチも大切です。周りの配慮を期待するだけではなく、できることとできないことをしっかり伝える。働きやすい環境作りは自分から…これは障害者だけではなく、みなさん同じですよね。 障害者雇用はハードルがたくさんあるのが現状ですが、パイオニア(株)では当面の目標としていた法定雇用率※を2003年3月に達成しました。その後も積極的に障害者採用活動を続け、採用後の職場定着に努めています。そんな当社の活動が評価され、今年9月、東京都障害者雇用促進協会より「障害者雇用優良事業所」として表彰されました。法定雇用率は最終目標ではありません。これからもパイオニアは障害のあるなしに関係なく、「より多くの人と、感動を」求めて、グループ社員みんなが、楽しく快適に全力で仕事に向き合える職場環境を作っていきたいと思います。 ※法定雇用率:「障害者の雇用の促進等に関する法律」によって、企業などの事業主に対し障害者の法定雇用率(現在民間企業では1.8%)が定められています。 |