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●「環境玉手箱」のルーツ
環境玉手箱のルーツを探ると、2002年にスタートした「マンガ 技術玉手箱」(以下、技術玉手箱)にたどりつきます。技術玉手箱は、パイオニア社員向けに“技術をもっと理解してもらおう”という目的で社内報に連載を始めたのを機に、ホームページにも掲載するようになりました。
環境問題が注目されてきた中、環境についてもわかりやすく、親しみやすく理解できるページを作ろうという発案のもと、好評だった技術玉手箱のテイストを踏襲して、2004年に環境玉手箱が誕生したのです。
☆「マンガ 技術玉手箱」はこちらから >
●理系出身のイラストレーター
環境玉手箱とは切っても切り離せないのが、マンガとストーリーを作ってくださっているイラストレーターの斎藤雨梟(さいとう・うきょう)
さん。マンガについては言うまでもありませんが、技術的なことにとてもお詳しいというのが大きな強みで、技術玉手箱のスタート時からのご縁です。なんと雨梟さんは、大学の“地球惑星物理学科”を卒業され、イラストレーターになったという珍しい経歴の持ち主。環境についてもとても問題意識の高い方なのです。
環境玉手箱のほかは、個展の活動や雑誌の挿絵などのお仕事をされています。
環境玉手箱のマンガを見慣れた方にとっては、日本画をベースにした雨梟さんのほかの作品をご覧になったときに「同じ人が描いたの?」と思ってしまうほど意外かもしれません。幻想的な世界が広がる下記サイトに、ぜひ一度訪問してみてください。
☆斎藤雨梟さんのサイト「雨梟庵」はこちらから >
●物知りな先生&お気楽な生徒
そして忘れてはならないのが、いつも愉快なかけあいでわかりやすく解説してくれる、物知りな先生役とお気楽な生徒役のコンビという設定のキャラクター「ピオちゃん&スピ丸」。ネーミングは、ピオちゃんが「PIONEER」の最初の3文字をとったもの。これは概ね察しがつきますが、スピ丸は? パイオニアの社内報「スピリット」からとったそうです。これは社員であっても難しい問題ですね。
取材中ずっと「スピ丸くん」と呼び続けてきましたが、雨梟さんから「“くん”じゃないんです…」と申し訳なさそうにご指摘が。実はスピ丸は女の子。あのクールで斜に構えた感じは、大半の方が男の子だと思っていらっしゃったのではないでしょうか?
●皆さんからの反応が大きな励み
環境玉手箱では、トップページに「感想」や「次に知りたいこと」を書いていただける窓口を設けています。そこには、次のテーマへの要望はもちろんのこと、「読めない漢字があるから、ふりがなをつけてほしい」や「スピ丸に相棒のネコがいるといいのにな」などのお子さんらしいかわいいコメントが飛び込んできます。
制作中は、テーマは決まれどなかなかいいストーリーが浮かばず、生みの苦しみを痛感することもありますが、雨梟さんや当社担当者にとってなによりうれしいのは、この窓口などに寄せられる皆さんからの反応であり、大きな励みになっています。「感想」や「次に知りたいこと」がありましたらぜひ書き込んでくださいね。
●ひとりひとりができることを考えるきっかけに
環境玉手箱を長きに渡って続けてきた結果、今ではホームページを飛び出し、外国人向けの教科書に取り上げられたりもしています。難しい環境問題を、わかりやすく、親しみやすく解説している内容があらゆる方面に活用されています。
環境は世界的に深刻な問題。ひとりひとりが自分ができることを積み重ねていくことが大切です。環境玉手箱をつくりあげるときにいつも心がけていることは「一方的に結論づけることをせず、環境への関心を高め、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけとなりたいということ」と、雨梟さん、並びに当社担当者は話します。
そして環境玉手箱のみならず、パイオニアは数々の環境活動を積極的に推進し、今までも「グリーンITアワード」「グリーン購入大賞」でカロッツェリアサイバーナビが、「エコ・ルート探索」等で“審査員特別賞”をいただくなど、環境に関するさまざまな賞を受賞してきました。これからもその姿勢は変えることなく、次の世代にこのすばらしい地球を引き継いでいくため、多くの環境問題に正面から取り組んでいきたいと考えています。
環境玉手箱の次の新しいお話は3月頃掲載の予定です。さあ、玉手箱から次は何が飛び出すか?そして、ピオちゃんとスピ丸はどんな楽しいかけあいで解説してくれるのか? どうぞお楽しみに!
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