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ほっとコラム

目指すは日本一!〜常に全力で突き進むパイオニア女子バレー部と9人制の魅力を探る
  掲載日:2010年9月27日

「パイオニア」「バレーボール」と言えば?「レッドウィングス!!」と思い浮かべる方が多いと思いますが、パイオニアには、1967年に設立された9人制の女子バレーボール部もあり、7月に行われた「実業団選手権」では見事優勝したばかり。全国大会としての優勝は、本大会で4度目、通算では2006年「櫻田記念 全日本実業団選抜」以来7度目という実力派です。

そしてときに、試合のみならず、地元の小・中学生やママさんチームにバレー教室を行ったりなど、地域への社会貢献もしています。地元対抗戦で優勝したママさんチームとの「女王戦」と称した試合も行っており、それは楽しくもあり、なかなか見応えのある一戦でもあります。

今回は、頂点を目指し、川越事業所を拠点として日々練習に励むパイオニア女子バレー部と、9人制バレーの魅力を探りに取材をしてきました!

●4年ぶりの全国大会優勝に歓喜

7月に新潟県 佐渡市で行われた「第62回 全日本実業団女子選手権大会」では、たくさんの応援団が見守る中見事優勝!前回覇者のパナソニックエナジーと決勝で互角に攻め合った結果の4年ぶりの全国大会優勝に皆の歓声が沸きました。

優勝の瞬間はお約束の胴上げ。日頃から鍛えている成果を発揮して(?)、体格のいいバレー部部長(男性)の身体が宙を舞いました。部長が地面に足をつけたときには目には大粒の涙が。バレー部、応援団、関係者が一丸となって戦ってきた中での感動の涙でした。

それに続けと8月に行われた「国体関東ブロック予選」では、決勝で群馬銀行にフルセットの末惜しくも敗れ、バレー部今期最大の目標である国体出場権を逃すという結果に涙をのみましたが、この悔しさをバネにこれからの試合に向け、猛練習に励んでいる毎日です。

第62回 全日本実業団女子選手権大会 第62回 全日本実業団女子選手権大会
  【バレー教室の様子】
バレー教室の様子


【第62回 全日本実業団女子選手権大会】
第62回 全日本実業団女子選手権大会

●9人制バレーの魅力とは?

マイナーと思われがちな9人制バレーですが、1927年(昭和2年)に日本バレーボール協会が発足した当初は9人制の普及が目的だったそうで、ルーツは9人制から始まっていると言っても過言ではありません。

コート内の人数が多い分、空きスペースが少ない環境で得点をあげるためのテクニックが必要とされる9人制は、技の豊富さが魅力です。また、高さが求められるダイナミックな6人制に対して9人制は身長が高くない人にも門戸を広げ、国内の実業団やクラブレベルで言うと6人制よりチーム数は多いほどです。

6人制に対する9人制のルールの違いは、ネットが低い、ローテーションがない、オーバーネットなし(ブロックなどで、相手コート上の空間でボールを触ってはいけない)、サーブの打ち直しが1回に限り可能…などが代表的なものです。皆さんはいくつご存知でしたでしょうか?

全員が6人制出身の部員たちは、パイオニアで9人制を始めた当初、コートの中の人数の多さやルールの違いに戸惑いを隠せませんでした。しかし今では、ポジション固定で自分の得意な分野を徹底的に練習して極めていけることや、ラリーが長く続くことなどにとても魅せられています。

【ブロックはオーバーネットなし】
ブロックはオーバーネットなし

●強さの隠れた秘密

バレー部採用である部員たちは、仕事と練習の両立をこなしています。あるときは朝から15時まで仕事の後、夜20時頃まで練習。また試合前に至っては土日も終日練習。自分の中のスイッチをうまく切り替えて、今向き合っていることに集中して全力を傾けます。

朝起きてから夜寝るまで、練習以外にも勝つためにやらなければならないことは山盛り。基礎体力づくりから食生活管理に至るまでの指導は、レッドウィングスからの強力バックアップも受け実践しています。

起床後は、毎日体重・体脂肪の測定をして記録。俊敏に動き高く飛ぶためには、身体に重いおもりはつけていられません。そのための食事制限も徹底しています。余分な油は摂らないよう、フライなどの衣はもちろん、鶏肉の皮もきれいにはがして食べます。コレステロール対策のため、卵の黄味もはずします。

メンタル面では「スラムダンク勝利学」の本や、漫画「ワンピース」が大きな支え。「常に全力でやること」「今が大事!」などの励まされる言葉がたくさん詰め込まれています。これらの励みになる言葉を胸に、辛いトレーニングもお互い声をかけ合って乗り切ります。

●大切なチームワークと感謝の気持ち

ハードな練習と徹底した体調・食事の管理。それを乗り越えていける理由は「バレーへの想いはもちろんのこと、いつもあたたかく見守って応援・協力をしてくれるまわりの人たちに、感謝の気持ちを返したいから」と部員たちは話します。

そして、今までいくつかの実業団チームのコーチ・監督を担ってきた監督も言います。「強制されなくとも自然と人が集まる風土や、創業当初から脈々と受け継がれた温かみはパイオニアならでは。それに少しでも恩返しをしたいと常に思っています」と。

先日のサッカーワールドカップでも、日本のチームワークは私たちに大きな感動を与えてくれました。パイオニア9人制女子バレー部も、今まで築き上げてきた練習の成果と、最大の武器であるチームワークを活かして、日本一の座獲得に向けて頑張っていきます。

※終了しました。たくさんのご声援ありがとうございました。

今期残す2試合は「櫻田記念 全日本実業団選抜」(12月12日/前橋市ぐんまアリーナ)、「全日本総合選手権大会」(2011年1月24日/京都市京都府立体育館 他)。特に後者の試合は、今期の真の日本一を決定する位置づけの大切な試合です。「国体関東ブロック予選敗退のときの悔しさはもう味わいたくない。今の自分たちよりひとまわりもふたまわりも大きくなって、全力を出し切り後悔のない試合をしたい」と意気込みも新たです。

試合会場のお近くにお住まいの方は、底抜けに明るくパワフルなバレー部の勇姿を見に、ぜひ足を運んでみてくださいね。応援よろしくお願いします!

【ハードな基礎体力づくり】
ハードな基礎体力づくり

【地獄の20分間走終了後】
地獄の20分間走終了後

【全員集合!】
全員集合!

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