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海外からこんにちは 海外駐在員物語3〜アメリカ編
掲載日:2007年10月5日

パイオニアにはたくさんの海外駐在員がいます。
今回は、日本と海外を飛び回り、引越し回数14回の記録を持ったTさんが、駐在中のロサンゼルスからレポートします。

私のアメリカ生活は、25年前の南カリフォルニア大学院への留学から始まりました。当時は右も左もわからず、とにかく言葉のハンディキャップに負けじと、必死で勉強したことをよく覚えています。留学後は日本とアメリカを行ったり来たりでしたが、今は、アメリカに生活の拠点をおいて仕事をしています。

アメリカといえば、グランドキャニオンをはじめとする雄大な自然。そして豪快な食文化。おなじみのハンバーガーやフライドチキンなど手づかみでたっぷり楽しめます。飲み物といえばコーラ(笑)。そうそう、アメリカ人はお腹を壊した時にコーラを飲む、なんて話を聞いたことありませんか?…驚いたことに、それ本当でした!!なんでも水分補給と糖分補給が同時にできてよいのだとか。う〜ん、合理的!

国が違えば少なからずギャップはありますが、やはり習慣の違いに驚かされることは多々ありました。思い出せるエピソードのひとつは、子供が高熱を出した時のこと。慌てて医者に連れて行くと「早く水風呂にいれなさい!」と怒られたのです。頭の中は「?」でい
っぱいになりましたが、“郷に入っては郷に従え”。試しに息子を水風呂にいれてやると、本当に熱が下がったのです!(我が子の場合です。やみくもにマネされませんよう!)

『39℃を超える熱は危険だ、とにかく熱を下げろ』というのがアメ リカ的考え方。完治する治療法ではありませんが、効き目がある対処法だったので、日本に帰ってからもやりました(笑) 

「なんて強引な!」と思うことも、実は合理的な考えに基づいているのだと分かってくると、文化や習慣の違いもだんだん楽しめるようになってきます。

また驚いたといえば、保育園に息子を迎えにいった時のこと。園児達が床に寝転がって天井をみつめているのです。日本と違ってこちらは室内も靴をはきますし、なぜ…?近づいてみて納得。プロジェクターを天井にむけてアニメを映していたのです。お昼寝しながら映画鑑賞。これも合理的といえるかも…?あお向けのままテレビをみるのが新鮮なのか、暴れん坊の息子もおとなしくしていましたっけ。ベッドルームの天井にプラズマテレビがつけられたらいいかも。

アメリカにいるからこそ分かる日本のよさ、日本人だからこそ分かるアメリカのよさがあり、毎日を暮らすなかでも日々新たな発見があります。こうして数々の経験を積めたことは私の宝です。

異文化の中で仕事をしていくことが簡単だとは言いません。市場の違いに戸惑い、現地の方とは仕事のやり方で衝突したこともあります…。でも仕事上は同じゴールを目指しているのですから、お互いを理解しようとする気持ちさえあれば、ギャップも乗り越えられるはず。あとは、得意の合理性を意識する、これもまた仕事をうまく進める秘訣といえそうです。そう、“お腹が痛くなったらコーラを飲む”ように…!

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