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「あれ?これどうやって使うんだっけ?」そんな時、頼りになるのが取扱説明書(略して“トリセツ”)。商品を買うと必ずついてきて、何気なく読んでいますが、どんな風に作られるのかご存知ですか…? パイオニア製品の取扱説明書は、パイオニアメディアクリエイツ(パイオニアの関連子会社)で制作しています。ひとくちに取扱説明書といっても、その種類も内容も様々。今回はカーナビゲーションの“トリセツ”制作現場を紹介しましょう。 ●始まりは【分析】から制作は、まず「分析」から始まります。新製品のコンセプト、特長などから「製品分析」。ユーザーが取扱説明書を必要とする時はどんな時か、使用するのはどんな場所か、など、ユーザー目線からの「ユーザー分析」。そして、現行モデルの取扱説明書などから「マニュアル分析」。3つの視点から、皆で意見を出し合います。 今回は「使いやすさ第一」「管理しやすく無駄がない」「基本操作の流れを理解しやすい」というコンセプトで取扱説明書を制作することに決定。ユーザー目線をより一層意識したものとなりました。 ●神経が擦り減る【原稿作成】次に、コンセプトを基に原稿を作成します。当然ながら担当者は誰よりも商品の機能すべてを理解しなくてはなりません。設計部門と打ち合わせながら、仕様書や資料を読みこんで、勉強、勉強…。 担当者の疑問は、ユーザーの疑問でもありますから、担当は一人のユーザーとして、新鮮な気持ちで取り組むよう心がけています。それでも、実際にお客様から寄せられる疑問が、私達が思いもしないようなこともあったりするので、幅広くユーザーを想定し、あらゆる角度から考える必要があるのです。 分かりやすく説明しようと文章量を増やせば、説明書が分厚く読みにくくなる…。分かりやすさとページ数のジレンマにいつも苦しみます。世界初や業界初となる製品や新機能には、関連部門からの要望も一層増えて、要求のままに載せていたらページがどれだけあっても足りません。 そこで、あくまでもユーザーの目線で載せる情報を絞り込み、調整していくことが大切になってくるのです。でも「調整」は、神経が擦り減るハードな業務。行き詰まることもしばしば…。 そんな時は一時休戦し、家に帰ってゆっくり風呂につかります。リラックスしながらも、頭の片隅で「ページ数を減らすには…」なんて考えていると、パッといいアイデアがひらめくこともあるんです。効果的なイラストの挿入や、場面ごとに説明する手法などは風呂で思いつきました! 寝る前にふと「いいこと思いついた〜」と飛び起き、慌ててメモしたり、会社の自分のアドレスに自宅からメールを送ったり。そんな日々を繰り返し、やっとのことで原稿が完成!いよいよ校正作業が始まります。 |
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