アクセスタイム/シークタイム:Access Time / Seek Time [ディスク関連]
アクセスタイムは、実際にDVDドライブやメモリなどに対して、データが要求されてから、転送が開始されるまでの時間を示す。シークタイムは、読み出し/書き込み用のピックアップやヘッドを、指定された位置へ移動するのに要する時間を示す。DVDドライブやHDDにおいて、性能を示す場合に用いられる。ディスクドライブでは、アクセスタイムは、上記シークタイムが含まれた時間となる。
ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line [通信関連]
既設の電話線を使う高速ディジタル伝送方式の中で、最も代表的な伝送技術である。電話局からユーザー宅方向(下り)と、ユーザー宅から電話局方向(上り)の速度が非対称なのが特徴である。下りは最大6M〜9Mbps、上りは最大640kbps程度である。米国では地域電話会社がADSLによるサービスをはじめている。
ARIB [放送、通信関連]
社団法人電波産業会の略称 (Association of Radio Industries and Businesses)である。郵政省が管轄する各種通信・放送システム技術規格開発組織で,郵政省,放送事業者,及びメーカの委員で構成される。
ATSC [放送関連]
Advanced Television System Committeeの略称である。 DTVに関する標準規格策定のために米国で組織された。DVBと並ぶDTV標準化団体のひとつとなっている。
ATM:Asynchronous Transfer Mode [通信関連]
転送するデータをセルと呼ばれる単位に区切り、それぞれに宛先を付け、高速に交換する非同期データ転送方式である。転送すべきデータが存在するときだけネットワークにセルを転送するため「非同期」と呼ばれ、数百Mbpsの高速通信が可能である。
B
BML:[放送関連]
ARIBにて規格化されたディジタル放送用マルチメディア符号化方式の名称であり,Broadcast Markup Language の略称である。XHTML 1.0をベースとしたXML応用言語である。マルチメディア表現に用いる要素・属性のみを定義対象としている。
B-XML:[放送関連]
ARIBにて規格化されたディジタル放送用マルチメディア符号化方式(XML体系)の名称であり,Broadcast XML の略称である。B-XMLによるXML文書は通常のXML文書と同様に取り扱うことができるが,受信機上の提示処理に際しては受信機内でBMLに変換されて使用される。
Bluetooth [通信関連]
Ericsson、IBM、Intel、Nokia、東芝の5社が中心となって提唱している携帯情報機器向けの無線通信技術である。2.4GHz帯の電波を利用し、伝送速度は1Mbpsであるが、次世代仕様では2Mbpsになる予定である。伝送距離は約10mであるが、障害物があっても利用することができる。
C
CATV:Common Antenna Television または Community Antenna Television [放送、通信関連]
ケーブルテレビや略称のままCATVと呼ばれる場合が多い。元は難視聴対策技術で、遠方の既設局のテレビ電波を親アンテナで受信し、ケーブルで地域に配信する目的で始められたものであるが、今日ではCATV局自主番組の地域向け配信や、衛星を介したCATV用番組の広域配信が行われるようになっている。伝送路は同軸ケーブルが主流を占めてきたが、近年、幹線に光ファイバーを使うケースが増えてきている。またケーブルモデムの接続などにより、双方向通信インフラとしての活用が進んできている。
CD:Compact Disc [ディスク関連]
従来のアナログレコードに代わり、光ディスクを用いてディジタルオーディオを記録するための規格である。また、オーディオに限らず、大量のディジタル情報を記録できることから、コンピュータ用の読み出し専用メディアに応用され、CD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory)として広く普及している。CD-ROMに対してオーディオ用のCDをCD-DA(Compact Disc - Digital Audio)と区別することもあるが、一般にCDと言えばこのCD-DAを指していることが多い。
EPG:Electrical Program Guide [放送関連]
局側から送られてくる、電子化された番組情報のことである。対応するSTBやテレビを使うことによって、その情報を画面に表示できる。また、視聴や録画の予約、キーワードによる番組検索など、さまざまな付加機能が今後期待される。
ETSI [放送、通信関連]
European Telecommunication Standard Institute の略称であり,欧州における通信・放送規格を審議・制定する機関である。ESTIで標準化された規格をETS (European Telecommunication Standard) の名前を冠して呼称する。
GPS:Global Positioning System [通信関連]
全地球測位システムであり、複数の人工衛星と地上の制御局、利用者の移動局で構成する。移動局と三つ以上の衛星との距離を計測することで、移動局自身の位置を知ることができる。本来はアメリカ合衆国国防省が開発した軍用システムを示す名称であるが、自動車に搭載して走行中に位置情報を取得できるカーナビゲーションシステムにも応用されている。
グルーブ/ランド:Groove / Land [ディスク関連]
グルーブとは溝のことでランドとは溝間の面のことである。通常ディスクにはグルーブに信号が記録されているが、DVD-RAMではグルーブ、ランド両方に信号が記録され、大容量化が図られている。
HDTV:High Definition Television [放送関連]
高品位テレビや高精細テレビなどとも呼ばれる、画面の縦と横の両方において、従来のテレビと比較しほぼ2倍の解像度を持つ画質のテレビの略称である。日本のハイビジョンもこの範疇に該当する。ディジタルテレビジョンシステムの分野においては、SDTV(SDTVの項を参照)と対比した意味で使われる。
IEEE:Institute of Electrical and Electronic Engineers
アメリカ電気・電子通信学会の略称である。
IEEE1394:The Institute of Electrical and Electronics Engineers [ネットワーク関連]
高速シリアルバスインターフェース規格の一つで、マルチメディア関連のリアルタイムデータ転送を考慮した規格となっている。たとえば最近のディジタルビデオカメラには、IEEE1394準拠のDV端子が装着されている。現行のIEEE1394-1995では、100・200・400Mbpsの3種類のデータ転送レートが規格化されている。
IETF [通信関連]
Internet Engineering Task Forceの略称である。インターネット上で開発される技術標準化を進めるためのコンソシアムであり,IETF が発行するドキュメントは一般にRFCの名前を冠して呼称する。
IrDA:Infrared Data Association [通信関連]
赤外線を使ったデータ通信の相互接続を推進する標準化団体のことである。一般にIrDAが標準化した赤外線データ通信方式の規格を指す場合が多く、事実上の業界標準となっている。2400〜115.2kbpsの「IrDA1.0」と、1.152Mbpsおよび4.0Mbpsの「IrDA1.1」がある。リモコンなどに応用されている。
IrDA control [通信関連]
赤外線を利用したデータ通信規格で、伝送速度は75kbpsである。伝送距離は8mと従来のIrDA(1m)より長く、また通信形態も1対8の通信が可能である。双方向リモコンなどを想定している。Hewlett-Packard、Intel、Microsoft、シャープの4社の共同提案が1998年2月に規格化された。
ISDB:Integrated Services Digital Broadcasting [放送関連]
統合サービスディジタル放送の略称で、単に統合ディジタル放送と称することもある。放送システム全体をさす言葉で、受信機はISTV(Integrated Services Television:統合サービス型テレビ)と呼ばれる。また、日本で採用されたデジタル放送はISDB方式と呼ばれており、地上波ディジタル放送はISDB-T方式、BSデジタル放送はISDB-S方式と称している。欧州での、DVB-T、DVB-Sの関係と同じである。
ISDN:Integrated Services Digital Network [通信関連]
電話、ファクシミリ、データ、画像などの異なったサービスの情報をすべてディジタル化し、総合的にサービス提供できるようにしたネットワークのことである。
ISO:International Organization for Standardization
国際標準化機構の略称である。
ITU:International Telecommunications Union [放送、通信関連]
国際電気通信連合の略称である。ITUは国際連合において常設されている17の専門機関の一つであり、国際連合憲章および国際条約に基づいて運営されている。本部はジュネーブにある。
MHEG:Multimedia and Hypermedia information coding Expert Group
ISO/IEC JTC1 SC29/WG12で策定されているマルチメディア符号化方式であり、ISO/IEC 13522かつITU-T.17xシリーズである。ディジタルTV放送やVODシステムにおける番組案内やテレショッピングなどへの応用が検討されている。既にヨーロッパや東南アジアなどの複数の国々でMHEG-5をベースとしたマルチメディア符号化方式によるデータ放送が既に実施または準備されている。
MHP [放送関連]
Multimedia Home Platformの略称である。DVBにおける,DTVのマルチメディア化,インタラクティブ化,および双方向化のための技術規格である。MHEG, XML, Javaなどを含めて現在検討作業が進められている。
MMAC:Multimedia Mobile Access [通信関連]
IMT-2000を取り込みつつ、さらに高速化と伝送品質の向上を図る無線アクセスである。屋外で最大25M〜30Mbps程度の高速無線アクセスを、屋内では最大156Mbps程度の超高速無線LANを提供しようというものである。次世代の通信規格として、国内では2002年頃のサービス開始を目標としている。
SDMI:Secure Digital Music Initiative [著作権関連]
インターネット配信によるデジタル音楽の不正コピー防止技術標準化を目指す業界団体である。世界のレコード産業の呼びかけにより、1999年の2月に結成され、現在では、レコード産業、民生機器産業、情報産業から110を越える企業が参加している。SDMIの最初の仕様が1999年の7月に発行され、2000年を目標に最終仕様を完成させる予定である。
SDTV:Standard Definition TV [ディスプレイ関連]
現行カラーテレビ放送方式と同等の画質を持つ、ディジタルテレビジョンシステムを意味する略称である。
SHGレーザー:Second Harmonic Generation Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation [デバイス関連]
光学結晶が持つ非線形性を利用して基本波の半分の波長のレーザー光を得るレーザー装置のことである。
相変化:Phase Change [ディスク関連]
カルコゲン(Te, Se, S)化合物が熱エネルギーを与えられ、結晶と非結晶との間で可逆的あるいは不可逆的に変化することである。相変化材料として代表的なものにGeSbTe、InSbTeなどがある。また相変化材料を用いるディスクとしては、CD-RW、DVD-RAM、DVD-RWなどがある。これらのディスクはダイレクトオーバーライトで記録される。
STB:Set Top Box [放送関連]
衛星放送やCATVの受信端末装置である。ホームターミナルや、そのまま略さずにセット・トップ・ボックスと呼ぶ場合も多い。IRD(IRDの項を参照)と同義であるが、設置状況からつけられた名称である。一般的にはCATVの受信端末機器を指す場合が多いが、IRDとの間に明確な区別はなく、IRDをSTBと称する場合も少なくない。
SVGA:Super Video Graphics Array [ディスプレイ関連]
水平800×垂直600画素サイズのディスプレイの解像度のことである。
T
TCP/IP:Transmission Control Protocol / Internet Protocol [通信関連]
狭義には、OSIのトランスポート層に位置するプロトコル(TCP)とネットワーク層のプロトコル(IP)を意味するが、広義には、各国の教育機関、政府、企業などが参加しているインターネットの標準プロトコルを意味する。
TFT:Thin Film Transistor [ディスプレイ関連]
薄膜トランジスタのことである。ゲート絶縁膜と対向してゲート電極を配置した半導体膜からなり、ゲート電位により半導体膜表面に誘起された電荷の有無によりスイッチ動作を行う。
U
UPnP:Universal Plug and Play [ネットワーク関連]
パソコン、AV機器、電話、家電製品などの機器をネットワークを通じて接続し、相互に機能を提供しあうための技術仕様である。1999年にMicrosoftによって提唱され、TCP/IPを基盤とし、ネットワークにつなぐだけで複雑な操作や設定作業を伴うことなく機能することを目指している。
USB:Universal Serial Bus [通信関連]
パソコン本体とその周辺機器を結ぶ外部インターフェースである。シリアルバスで、信号ピン数は電源線を含めて4ピンである。フルスピードと呼ばれUSBの基本動作速度である12Mbpsと、ロースピードと呼ばれる1.5Mbpsの2種類のデータ転送速度が定義されている。