社会貢献

2009年

12月183回定期コンサートレポート

3ヶ月振りとなる定期コンサートは、会場をミューザ川崎シンフォニーホール市民交流室に変え、 TAPライブと手話振りをお届けしました。第一部では、若さいっぱいのタップやヒップホップのダンスに、 また、聴覚障害を持つお二人のダンスに、皆さん元気と勇気を頂いたようです。
第二部の手話振りは、初めてご覧になる方も多く、日本舞踊と手話の融合した優雅な舞に皆さん魅了されていたようです。
一部二部とも、出演者の方と一緒に踊るコーナーもあり、会場は熱気に包まれ大変盛り上がりました。

第一部

TAPライブ

出演:
古庄里好(フルショウ ノリタカ)/Rhythm Speaker

オープニングセッション
TAPソロ
HIPHOP
クリスマスソング
フィナーレセッション
アンコール

【古庄里好プロフィール】

10歳よりサミー・デイヴィスJr.にあこがれタップダンスを始める。
現在、数々のイベントや舞台などで活躍し、ショーの振付け、 演出など様々なシーンで活動している。
- 「マイケルジャクソンダンスコンテスト」優勝
- 「アメリカタップフェスティバル」ゲスト出演
- 「連れてって連れてって」/Dreams Come True
PV振付け出演、他

第二部

♪手話振りは・・・いかが !♪

出演:
花於里吟八重

手話振り 人生いろいろ
手話振り いい日旅立ち
手話振り 相馬盆歌
ぱ・い・お・に・あ・で歌いましょう!
新舞踊おとこ振り 白雲の城
みんなで踊りましょう!(新東京音頭)
手話振り 母という名のあなた

【手話振り創家・花於里吟八重プロフィール】
昭和59年 日本舞踊花月流より独立/花於里流を創流する
平成元年 手話表現で日本舞踊を踊る「手話振り」を考案発表
平成5年 おどり庶民派全国交流会結成/会長を務め、
福祉と舞踊を結びつけた公演を60数回主催。
平成8年 石原茂樹先生のお世話により
「NHKみんなの手話」ゲスト出演
平成8年 舞踊匠会結成/代表を務め、13年「芸術祭」に参加
平成10年 ビデオ「手話振りと私」制作・全国発売
以後、直接指導、ビデオ指導にて、手話振り門下生を各地に育成

事務局からのひとこと

2009年も大変お世話になりありがとうございました。事務所を目黒から川崎に移転したことに伴い、定期コンサートの場所も変わりましたが、12月のコンサートには多くのお客様にいらっしゃっていただきました。本当にありがとうございました。新たな会場にふさわしく、TAPライブの古庄さん、手話振りの花於里さんにご出演いただき、またお客様の笑顔にお会いすることができました。こうやって、多くの方々の笑顔に出会えることが私達の最大の喜びです。お忙しい中、遠い所から足を運んでくださるお客様、いつも素晴らしいパフォーマンスを見せてくださる出演者の方々、そして音楽会を支えてくださる関係者の方々、スタッフの皆さんに改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。厳しい世の中ですが、この音楽会で出会える皆様の笑顔が、まわりの方々の心を暖かくするものと確信しております。スタッフ一同、皆様に楽しんでいただける音楽会をお届けできますよう、本年も努めてまいります。

本年も皆様にとって素敵な一年でありますよう祈念いたしますとともに、変わらぬご支援をいただけますようお願い申し上げます。

8月182回定期コンサートレポート

今月は片岡亮太さんによる、和太鼓演奏をお届けいたしました。タイトル通り「心が震える音」を、たっぷり聴かせていただきました。片岡さんは視覚に障害をお持ちですが、今までに多くの方と出会い、たくさんのエネルギーをいただき、今こうやって演奏していらっしゃるそうです。片岡さんの力強い太鼓演奏と歌、メッセージは、会場にいる全ての人の心に響きました。

出演:
片岡亮太

第一部

  • 月影
  • 刹那
  • ~楽器紹介~
  • storm
  • パッション

第二部

  • 流砂
  • イナサ
  • 涙そうそう
  • 武田の子守歌
  • よいとまけの歌
  • ライオン
  • 大地

アンコール

  • パナケア

事務局からのひとこと

今回、片岡さんの演奏やメッセージからたくさんの生命力と勇気、そして癒しのエネルギーを頂きました。演奏終了後、お客様一人一人が片岡さんと握手したり、「初めて二人で同じ音を楽しめました!」と片岡さんに抱きつかれるご夫婦もいらっしゃいました。

片岡さんのメッセージから・・・
『「福祉は、深まっていくだけではいけない。いろいろな人に広まっていかなければいけないんだ」 それだけでなく、それまで福祉や障害ということにまったく興味を持っていなかったような人たちに振り向いてもらう、そういうことがとても大切だと思うのです。社会で生きるたくさんの人の心に、少しでも福祉への興味を抱いてもらうことができたら、大きな変化を作り出すことができるのではないか?そう信じています。』

この身体で聴こう音楽会の趣旨も同じです。
企業理念「より多くの人と、感動を」のもと、今後も多くの方と一緒に音楽を楽しむ空間、感動の場を広げていきたいと考えております。これからも変わらぬご支援をお願いいたします。

また、都合により定期コンサートを9月~11月の間お休みさせて頂きます。
次回は12月20日(日)開催予定です。どうぞお楽しみにしてください。

7月181回定期コンサートレポート

今月はNPO法人キャトル・リーフの方々による、オリジナルミュージカルをお届けしました。舞台は昭和初期の日本、縫製工場の女工たちを主人公にした物語です。人と人とのつながり、仲間の大切さについて改めて考えさせられました。また、華やかなレビューシーンや、スクリーンに映し出された映像やセリフも好評だったようです。第二部は、テーマソング「仲間になりたい」を皆さんと一緒に手話で歌い、会場全体が暖かい雰囲気に包まれたコンサートとなりました。

第一部

ミシン・ガール

  • オリジナルミュージカル
  • 「ミシン・ガール」
あらすじ
舞台は昭和初期、舞台衣装制作が専門の縫製工場。女工たちを監督する舎監として工場にやってきた少女、リンが見たのは、厳しい社長と頼りない工場長、やる気のない女工たちの姿でした。工場を立て直すために奮起するリン。反発していた女工たちも、やがて…

第二部

♪手話で一緒に歌いましょう♪
「仲間になりたい」

初めてボランティアからひとこと

今年6月から「身体で聴こう音楽会」に参加させていただいています。正直なところ、私は人前で話すことがあまり得意ではなく、どちらかというと人とのコミュニケーションに積極的なほうではありません。
縁あって、今年4月から社内の「手話研究会」で手話を勉強することになり、こんなに近くに頑張っている人たちがいたのだということを知りました。会の皆さんはとても気軽に話しかけてくれ「こっちにおいでよ!」と言ってくれているようでした。
そんな雰囲気に自分にも何か出来る事があるかも知れないと思い、音楽会のボランティアにも参加させていただきましたが、会を通じお客様とふれ合い、さらには出演者の方たちとも知り合うことが出来ました。
音楽会の活動はボランティアとはいえ、人と接することに臆病だった自分にとっては、ある意味、自分のためであるような気がして感謝しています。
残念なことがひとつあるとすれば、もっと早く参加していればということですね!
手話も始めたばかりで不慣れな私ですので、行き届かない点がたくさんあると思いますが、これからもお手伝いさせていただこうと思っています。

6月180回定期コンサートレポート

今月はオーシャン・グリー・ハーモニーの方々による、合唱コンサートをお届けしました。第一部はOGHと世界一周ツアーと言うことで、素敵な映像とともに世界を巡りました。また第二部はあの素晴らしい歌をもう1度というテーマで、色々な世代の方に幅広く愛される歌を披露してくださいました。一緒に口ずさむ方も多く、皆さんと楽しいひと時を過ごしました。

第一部

  • オーシャンゼリゼ
  • フランスより
  • 菩提樹
  • オーストリアより
  • おおブレネリ
  • スイスより
  • ゴンドリ・ゴンドラ
  • イタリアより
  • トレロカモミロ
  • スペインより
  • ロンドン橋
  • イギリスより
  • コーヒールンバ
  • ベネズエラより
  • ケンタッキーの我が家
  • アメリカより
  • マイムマイム
  • イスラエルより
  • カチューシャ
  • ロシアより
  • 80日間世界一周

第二部

空を見上げて
ドレミの歌
ともだちはいいものだ
さんぽ
高原列車は行く
りんごの歌
翼をください
手のひらを太陽に
見上げてごらん夜の星を
あの素晴らしい愛をもう一度

出演者からひとこと

OGH初出演の"身体で聴こう音楽会"、いかがでしたでしょうか。
事務局に「出演したいのですが…」と唐突にメールを出してから、約3年越しの出演となりました。きっかけは、パイオニアの元社員だったOGHのメンバーが、社内で行われた"身体で聴こう音楽会"のクリスマスコンサートを聴きに行った時のこと。出演者も観客も笑顔であふれていて、いつも忙しなく働いているあのロビーで、休みの日にこんなにも素敵なコンサートをやっていたんだ!と感激し、OGHで出演できないか、と交渉に至りました。

普段のOGHは老人ホームなどの施設に行って、合唱ボランティアをしています。出演が決まった後も、果たしていつもの活動がどこまで通用するのか?と不安がありました。事務局とのやりとりの中で、手話を取り入れたらいいのではないか等のアドバイスを受け、試行錯誤しながら沢山練習しましたが、なにぶん素人なので間違っているところ、至らない点も多々あったと思います。

それでも客席に最後まで笑顔で座っていていただいた観客の皆様、パイオニアスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。「より多くの人と、感動を」分かち合えたことをメンバー一同、心から嬉しく思っています。本当にありがとうございました。

5月179回定期コンサートレポート

今月はフラワーメイツの方々による、手話コーラスをお届けしました。フラワーメイツの皆さんは結成10年、そしてこの音楽会にはなんと10回目の出演となります。現在はメンバーの皆さんで手話訳を考えてつけているそうです。表現豊かな手話コーラスを24曲!披露していただきました。お客様も一緒に手話コーラスをするなど、皆さんからたくさんの元気をいただきました。

出演 :
フラワーメイツ

第一部

世界に一つだけの花
花の首飾り
夜桜お七
情熱の花
くちなしの花
愛の水中花
花~すべての人の心に花を~

野ばら(シューベルト)
野ばら(ウエルナー)
みかんの花咲く丘
ひまわり娘
花嫁

第二部

ブルドッグ
赤い花白い花
赤い花白い花(皆様ご一緒に)
アンコ椿は恋の花
赤いスイートピー
フラワー
唐獅子牡丹
リンゴの唄
すみれの花咲く頃

アンコール

旅の夜風
いい湯だな

出演者からひとこと

今回、出演10回目となる音楽会にたくさんのお客様にお越しいただきありがとうございました。フラワーメイツは、手話と歌が好きな人たちが集まってできたグループです。

そもそものきっかけは故野澤久美子先生の手話講座の生徒で手話コーラスコンテストに挑戦し、手話コーラスの魅力を知ったことです。そして野澤先生が手話通訳を担当されていた「身体で聴こう音楽会」に出演させていただくことにつながりました。10回もこの貴重な機会を作っていただいた身体で聴こう音楽会の方々に感謝いたします。

毎回、音楽会のお客様に喜んでいただけるかどうかを重点におきテーマに沿った曲を選んでいきます。今回のテーマは「花」でした。ただ手話をするだけではなく、曲のテンポが伝わるようにステップをふんだり、演出を工夫しています。

また、お客様と一緒に手話コーラスをするコーナーでは、一体となって手話コーラスを楽しんでいるお客様をステージから見るのは圧巻で、いつも感動してしまいます。音楽会が終わって、「とてもよかった」と言っていただけて、手話の持つ表現の可能性と手話コーラスの楽しさをお客様と共有できることが、私たちの原動力になっています。

4月178回定期コンサートレポート

毎年4月には、日本フィルハーモニー交響楽団の方々に出演いただいております。
今年はクラリネット、チェロ、ピアノの三重奏をお届けしました。
それぞれの楽器の詳しい説明、ソロ演奏もありお客様も大変喜ばれていました。
この珍しい三重奏は初めて聴くとおっしゃるお客様も多く、 息の合った美しい音色は多くの方々の心に響いたようです。

出演:
日本フィル室内合奏団
 
クラリネット 平塚美保(ひらつかみほ)
 
チェロ 久保公人(くぼまさと)
 
ピアノ 多田直子(ただなおこ)

第一部

♪グリンカ:ピアノ・クラリネット・チェロの為の「悲愴三重奏曲」
♪ベートーヴェン:クラリネット・チェロ・ピアノの為の三重奏曲 変ロ長調「町の歌」

第二部

(楽器紹介)
★クラリネット
(独奏)リード:「組曲ヴィクトリア調の家庭菜園」より《プレリュード》
★チェロ
(独奏)バッハ:無伴奏チェロ組曲1番」の《プレリュード》
★ピアノ
(独奏)ドビュッシー:月の光

♪フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品120

アンコール

ドヴォルザーク作曲
ユーモレスク

ボランティアからひとこと

私は今年度パイオニアへ入社し、初めて「身体で聴こう音楽会」に参加させていただきました。
参加する前は、どのようなお手伝いをするのだろうと少し不安に思っていましたが、会場のセッティングや、休憩時にお客様にお出しする飲み物の買い出しなど、すべてにスタッフやボランティアの「お客様に音楽会を楽しんでいただきたい」という想いが込められている音楽会だと感じました。
今回は,日本フィルの皆さんによる室内楽の音楽会でした。本格的なトリオの楽曲から、楽器紹介や、どこかで聴いたことがある独奏曲まで、アンサンブルと、それぞれの楽器の魅力を存分に楽しむことができるプログラムで、とても楽しく過ごすことができました。また、他のスタッフの方々がお客様と手話でお話している場面に出会い、私も手話を覚えたいと強く感じました。お客様が笑顔で帰って行かれるのを見て、ボランティアとして参加できたことをとても嬉しく思うと同時に、「身体で聴こう音楽会」のファンの一員としてこれからも参加していきたいなと思っています。

3月177回定期コンサートレポート

今月は「フォレストII」のお二人によるポピュラーピアノ・リクエスト・ライブをお届けしました。
ドンチャンコーナーや一緒に歌うコーナー、また第二部では多くの方からのリクエストに応えて演奏してくださり、会場が一体となったコンサートになりました。
また後ろの大きなスクリーンに、お二人の手元を色々な角度から映し出し、目からも楽しんでいただきました。雨上がりの柔らかい陽射しに包まれた、素敵なひとときとなりました。

第一部

  • Evergreen Song(林 知行)
  • Let It Be(ビートルズ)
  • 映画「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」より
  • The Long and Winding Road(ビートルズ)
  • 「崖の上のポニョ」主題歌(藤岡藤巻と大橋のぞみ)
  • A列車で行こう(デューク・エリントン)
  • サテン・ドール(デューク・エリントン)
  • ワルツィング・キャット(ルロイ・アンダーソン)
  • 証城寺の狸囃子(アーサー・キット)
  • 私を野球へ連れてって

    ~会場の皆様とドンチャン!コーナー~
    • We Will Rock You(クイーン)
    • 奴さん(端唄)

  • 川の流れのように(美空ひばり)

第二部 リクエスト・ライブ ~演奏曲~

  • 映画「砂の器」より(管野 光亮)
  • 雨にぬれた朝 (キャット・スティーブンス)
  • やさしく歌って(ロバータ・フラック)
  • 水色のワルツ(高木東六)
  • 襟裳岬(森進一)
  • テネシー・ワルツ(江利チエミ)
  • アメージング・グレイス
  • 映画「雨に唄えば」より(ジーン・ケリー)
  • 映画「愛情物語」より(ショパンのノクターン)

    ~会場の皆様とご一緒に歌う!コーナー~
    • 春の小川
    • ふるさと

  • The Forest(林 知行)

初めてボランティアからひとこと

今回、「身体で聴こう音楽会」のボランティアスタッフとして参加する機会を得ました。

私は、この音楽会自体に参加するもの初めてですので、身体で聞くとはいったいどういうことなのか、とても興味がありました。準備が始まると、想像以上に大掛かりな舞台設備に圧倒されました。今回の音楽会は、"ポピュラーピアノ連弾デュオ・フォレストII 林知行&美澄"さんでした。リハーサルを視聴させていただき、また「体感音響システム」を体験させていただきました。音楽会は、お客様参加型であり、二部はお客様からのリクエストで構成されました。その際、お客様のリクエストされた曲に対するエピソードが聞けたことがとても感慨深く、フォレストIIさんのレパートリーの多さに驚きました。また今回手話に出会い、私も手話を習得しお話できるようになりたいと思いました。ボランティアスタッフの方や、お客様・出演者の方々がとても明るく、初めてのボランティアでしたが楽しく参加することができました。この音楽会がこれからも多くの方から愛され、また私自身もこれからの音楽会のボランティアスタッフとして係わっていけたらうれしいです。

2月176回定期コンサートレポート

今月は、庄野真代さんと国境なき楽団のみなさんにご出演いただきました。皆さんはお名前の通り、世界中の人々に音楽を通して愛を届ける活動をされています。一人一人違っていい、個性が響きあって作り出すハーモニーが素敵な世界を作り出すと。皆さん自分が立てた目標に向かって頑張っていきましょう!と素晴らしい歌とともに愛のメッセージを届けてくださいました。

第一部

庄野真代コンサート
中央フリーウェイ
モンテカルロで乾杯
70年代メドレー
愛しのエリー ~ ダンシングオールナイト ~
夢の中へ ~ ジョニーへの伝言 ~
オリビアを聴きながら ~ あの日にかえりたい

中村隆道コンサート
遠景
君のために僕のために
Do have a Dream

第二部

庄野真代コンサート
Hey Lady 優しくなれるかい

BUN太のリズム遊び

BUN太のリズム遊び

庄野真代コンサート
東京ベイブルース
月夜のワルツ
飛んでイスタンブール
Be yourself

ボランティアからひとこと

今回は庄野真代さんが出られるので、とても楽しみにしていました。「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」が大ヒットした頃、私は大学生。他の大学の学園祭に庄野さんが出られた時、友達と行ったことがあります。「生」庄野さんを拝見したのはそれ以来、約30年ぶり。昔以上に艶やかな高音が良く伸びる歌声に感動を新たにしました。私は字幕送り担当で、知らない曲は元より、知っている曲でも昔ヒットした時と編曲が全く違う物もあり、歌い出しのタイミングには特に気を配りました。また「国境なき楽団」のシンプルな編成が醸し出すサウンドの厚みに驚き、音楽を奏でるのはあくまでも人間で、楽器はその手段でしかないのだ、と再認識しました。中村隆道さんのパワフルなギターの弾き語りを聴いた時は自分の立場を忘れ、一緒にギターを弾かせてもらえたら、なんて勝手なことを考えていました。「BUN太のリズム遊び」のコーナーでは、珍しいアフリカの太鼓に合わせ、お客様がノリノリで楽しそうに参加されていたのが印象的でした。正に今回「国境なき楽団」の目指す「音楽を通して心と心を繋ぐ」ことが実現できたひとときだと思います。庄野さん始め出演者の皆さん、お客様、本当にありがとうございました。

1月175回定期コンサートレポート

今年最初の音楽会は、日本の伝統的な郷土芸能をお届けしました。翁若社中保存会の方々による郷土芸能のしらべと荒風青年会の方々によるエイサーでした。お正月らしいお囃子や獅子舞、また迫力あるエイサーの太鼓に視覚的にも大変楽しんでいただいたようです。

第一部 郷土芸能のしらべ

出演:翁若社中(おうじゃくしゃちゅう) 保存会

みこし囃子
打込み
破屋
宮昇殿
鎌倉
国固メ
四丁目
破屋
本上げ

寿獅子舞

第二部 沖縄民俗舞踊「エイサー」

出演:目黒区東京学園高等学校 荒風(あらかじ)青年会

<エイサー演舞>10曲メドレー
南嶽節 (なんだきぶし)
仲順流り (ちゅんじゅんながり)
久高 (くだか)
スンサーミー
トゥタンカーニー
海ヤカラー
テンヨー節
いちゅぴ小節 (いちゅぴぐゎぶし)
固み節 (かたみぶし)
花ぬ風車 (はなぬかじまやー)

<カチャーシー>
唐船ドーイ (とうしんどーい)

事務局からひとこと

昨年も音楽会にお越し頂き本当にありがとうございました。こうやって活動を続けてこられるのも、すてきな演奏をしてくださる出演者の方々、いつも支えてくれているスタッフや関係者の方々、そして雨の日も寒い日もいつも音楽会に足を運んでくださるお客様がいらっしゃって成し得たことだと思っております。全ての方々に心より感謝したいと思います。本当にどうもありがとうございました。

お客様よりお手紙を頂きました。「突発性難聴で唯一の楽しみだった音楽と断絶し、失意に暮れておりましたところこの音楽会を教えられました。出演者の皆様も、いつもとは違う聴衆を前にして様々な工夫を凝らした演奏はひと味もふた味も違う楽しいものでした。そして何よりもスタッフの皆さんが創立者の"より多くの人により良い音を"という志を受け継ぎ発展させてこられた熱意を感じます。これからもこの形式に捕われない手作りの温もりに溢れた音楽会を是非続けて頂きたいと願っております。」

本当にありがとうございます。お手紙にもありましたように、今後も引き続き音楽を通して多くの方々と素晴らしい時間をともに過ごしたいと思っております。本年もスタッフ一同頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。