採用情報

研究開発(サイクル)

パイオニアに入社した理由

常に新しいものを出そうとする社風に惹かれた。

学生時代はバンド活動に打ち込んでいました。プレイヤーとしてはもちろん、PAやレコーディングにも興味を持って技術を磨き、機材も自費でそろえて、インディーズバンドのCD制作などもサポートしていました。ですから、就職もやはり音楽に関わるようなメーカーがいいと、パイオニアに注目したのです。「先駆者」という名前からして魅力的でしたし、先輩方に話をうかがうと、常に新しいものを出していこうという社風があるとのこと。また、趣味性の高いブランドであることも自分にあっていそうだと入社を決めました。

現在の仕事内容

趣味の自転車競技からテーマを発案。ようやく形に。

入社以来、研究開発部に所属しています。最初の5年ほどは、カーエレクトロニクスの領域を担当。カメラ機能を備えた車載ロボットの開発にも取り組み、展示会でも発表しました。その後、自分でテーマを提案し、いままでのパイオニアになかった新製品の開発に挑戦。それが「サイクルコンピュータ」です。実は私、社会人になってから自転車競技にハマっていまして、その趣味の中で「こんな製品がほしい」という思いから発案したもの(笑)。以前の車載ロボットの開発で身につけた、限られたサイズの中でモノを作り込むシステム化技術が活かせるテーマでもありました。サイクルコンピュータというのは、自転車のハンドルに取り付けて、走行状況を計測、解析する機器。従来にはない機能、たとえば競輪の専門学校にしかないような、ペダルにかかる力の向きを表示する特殊な機能もクランクに取り付けたセンサとこの小さなコンピュータの中で実現するなど、かなり画期的な製品です。サイクル市場ではパイオニアはまだ何の実績もないので、ブランドを浸透させるために、有名なプロレーサーの方にアプローチして共同開発も試みました。また、あとからアプリを追加できるようにAndroidOSを採用するなど、社内外の多くの専門家と関わってチームで開発を進め、先日、ようやく形になったところです。

やりがいを感じる瞬間

展示会で多くのお客様から「すぐにほしい」という声が。

このサイクルコンピュータは、2010年秋の展示会でデモ機を発表したのですが、当社のブースを訪れたほとんどのお客様から「早くほしい」という声をいただいて、それは本当に感激しましたね。ロードレースなどの自転車競技は最近、社会人の間でも人気が高いのです。だから市場としても十分に可能性がある。ちなみに、ペダルにかかる力の向きを表示する「ペダリングモニタ」は、効果的なトレーニングができるといまレーサーの間でも注目されていて、これを走行しながら表示できるサイクルコンピュータというのは「世界初」。インパクトは大きかったようです。雑誌にも取り上げられましたし、こうして自分の作ったものが世の中の話題になるというのは技術者冥利に尽きます。

これからの目標

このコンピュータを製品化し、私が第一号ユーザーになる。

まずはこのサイクルコンピュータを市販化することに全力を注ぎたいですね。私自身も、研究開発の成果を製品化するのは初めて。耐久性や防水などまだクリアしなければならない問題もたくさんあるのですが、でも次のシーズンまでには何とか製品化して、まずは私が誰よりも先にこのサイクルコンピュータをつけて走りたい。それで結果が出ると、パイオニアの評判も上がるでしょうし……(笑)。自分自身が一番のユーザーだというのが、今回の開発では大きな力になっているように思います。これを世の中に送り出したあとは、今回得た技術や経験を、また違う分野にも展開していきたいですね。

パイオニアの風土

こだわりを持って提案すれば、必ずチャレンジできる。

パイオニアの研究開発部門は、本当にやりたいと思ったテーマを実現できるチャンスは大きいと思います。私の場合は、たまたま部長も自転車が好きだったということもあったのですが(笑)、それでもきちんと裏付けを持って提案すれば、まずそのテーマを任せてくれる。いま研究開発部全体が「いままでにない製品を創り出していこう」という気概にあふれていますし、これから仲間になっていただく方も常識にとらわれずにチャレンジしていただきたいですね。


※2013年9月 開発したペダリングモニタシステムが製品化され、販売開始となりました。
※記事は研究開発部所属当時のものです。
現在はサイクルスポーツ事業推進部に所属し、サイクルスポーツを事業化するための業務に取り組んでいます。

他の先輩社員を見る

2018年度新卒採用の募集は終了いたしました 2018年度新卒採用の募集は終了いたしました