採用情報

研究開発(自動運転)

パイオニアに入社した理由

大学での自律移動ロボットの研究が活かせそうだと感じた。

大学で専攻していたのは情報工学。なかでも自律移動ロボットに興味を持ち、車輪型ロボットの経路計画や環境認識を研究していました。就職にあたっては、この車輪型ロボットと構成が似ているEV(電気自動車)の開発に携わりたいと考え、カーエレクトロニクス関連の企業を検討。そんななか、パイオニアがEVの研究をしていることを知ってエントリーしました。面接でお会いしたのもEVの研究チームを率いている方で、学生時代の研究と通じるものがあると興味を覚えたのです。当時はまだ世間で「自動運転」は注目されていませんでしたが、いま思えばその先駆けとなる技術開発をパイオニアはすでに手がけていました。ここなら面白い仕事ができそうだと、パイオニアでキャリアを積むことを決意したのです。

現在の仕事内容

高精度自車位置推定技術を研究開発中。

入社後は研究開発部門に配属となり、希望していた通り、これまでEV関連のさまざまなテーマに携わってきました。たとえば私は大学での研究で、未知環境においてロボットが自律移動するための、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)という技術を扱っていたのですが、このSLAMをEVにも応用できるのではないかと提案したところ、その技術開発を担当することに。もともとカーナビには、GPSや車速などの要素から自車位置を推定する機能が備わっていますが、ロボットよりも走行速度がはるかに速い自動車でも高精度に位置を推定するためのSLAM技術の研究を行いました。これは、現在のパイオニアの自動運転に向けた取り組みのひとつである高度化地図(自動運転用の高精度な地図)とLiDARを用いた高精度自車位置推定技術の研究開発に繋がっています。そして、現在取り組んでいるのは、カーナビの自車位置推定モジュールを、さらに高精度にしていくための技術検討。「自動運転」実現のために、急ピッチで研究開発を進めています。

やりがいを感じる瞬間

自らデータを収集し、新たなアルゴリズムを確立していく。

自動運転を実現するためには、自車位置を正確に特定する技術が不可欠です。パイオニアのカーナビは位置推定の精度が高いと評判ですが、それでも数十センチから数メートルの誤差がある。ナビゲーションする上では問題ない精度ではあるものの、自動運転となると数十センチの誤差があれば事故につながる危険性があります。そこで求められるのは、数センチレベルの精度。いま私が取り組んでいるのは、すでにパイオニアのカーナビに搭載されている位置推定モジュールの技術で、どこまでその精度に迫れるかというチャレンジです。カーナビの位置推定は、GPS、車速、加速度、角速度から自車位置を割り出していますが、環境条件によって絶えず変化する値も、キャリブレーション(学習処理)してある程度の範囲内に収束させるアルゴリズムになっています。しかしそれだけでは真に正確な位置推定はできない。変化する値を動的に追従していくアルゴリズムが必要です。それを確立していくために、実際にクルマに機材を載せて各地を走行し、生のデータを収集して解析しているところです。まだまだ道半ばですが、未知の領域を切り拓いていることにいまとてもやりがいを感じています。

これからの目標

完全な「自動運転」の世界を早く実現したい。

いま手がけている自車位置推定アルゴリズムが確立されて車載機に搭載されれば、パイオニアのカーナビをさらに進化させることにつながっていきます。そして、ここに高度化地図とLiDARによる外部環境のセンシング技術を組み合わせれば、一気に「自動運転」が現実のものになってきます。実は私自身、クルマの運転があまり得意ではなく、できれば自分でハンドルを握りたくないので(笑)、私と同じように考える多くの方々のためにも、すべてが自動で制御される完全な自動運転の世界を早く実現したいですね。

パイオニアの風土

優秀な先輩方ばかり。難題に直面しても必ず答えが見つかる。

「人」がいい会社だと思います。いま私が所属している部署も、上下関係なくフランクに何でも議論できる風土です。この研究開発に携わっているのはベテランの先輩方が多く、それぞれの分野で一流の専門家が集まっています。何かわからないことがあっても、そうした先輩方の知恵を借りれば、必ず答えが見つかる。新しいことに挑戦しようという気概にもあふれていますし、エンジニアとしてとても刺激がある環境です。

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