報道資料：携帯電話とカーナビゲーションシステム間を連携する規格複数地点に対応した「フォトリモ＠ナビ® Ver.1.1」を開発

　シャープ株式会社(本社：大阪市阿倍野区　代表取締役社長： 幹雄　以下、シャープ)とパイオニア株式会社(本社：神奈川県川崎市　代表取締役社長：小谷 進　以下、パイオニア)は、携帯電話とカーナビゲーションシステム間のシームレスな連携を実現するフォトリモ＠ナビ^®の機能を拡張し、複数の立寄地を含む複数地点登録に対応した規格「フォトリモ＠ナビ^® Ver.1.1」を開発しました。

　本規格は、目的地までに複数の立寄地を経由する行程を、一度にカーナビゲーションシステムに登録することが可能です。これにより、携帯電話のWebサイトで得た複数のドライブ情報を、自動的にカーナビゲーションシステムへ送ってルート計算に利用することができます。従来（Ver.1.0）のメール送信機能と組み合わせることで、カーナビゲーションシステムで計算された目的地や立寄地の到着予想時刻などを、携帯電話を介して待ち合わせしている相手にメール送信するなど、様々な連携が可能です。今後、パイオニアは本規格に対応したカーナビゲーションシステムを発売する予定です。また、本規格に対応したドライブ情報が、インクリメントＰ株式会社提供のサイト「iMapFan」などから提供される予定です。

　加えて、本規格の技術仕様の開示を予定しています。本技術仕様を参照することにより、端末メーカー及びサービス事業者は、本規格に対応した端末やサービスの開発が可能となります。

　今後も両社は、自社製品への搭載だけでなく、幅広い機器での採用に向けて、本規格の普及活動を推進してまいります。

本規格の概要は、以下のURLにて公開しています。

• シャープホームページ
• パイオニアホームページ