報道資料:7.1chハイクオリティ AVマルチチャンネルアンプを新発売

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Pioneer
2009年 6月 3日
パイオニア株式会社

7.1chハイクオリティ AVマルチチャンネルアンプを新発売

  • HDMI™接続によるマルチチャンネル音声のジッターレス伝送を実現する「PQLSマルチチャンネルサラウンド」機能を搭載
  • USB端子を介したデジタル接続により、iPod/iPhoneの音楽ファイルを高音質再生
  • 高品位GUI画面により、優れた操作性を実現
VSA-LX52

VSA-LX52

商品名型番希望小売価格発売時期
AVマルチチャンネルアンプVSA-LX52150,000円
(税抜価格142,858円)
7月上旬

【企画意図】

 昨今の地上デジタル放送の普及やブルーレイディスクソフトのタイトル数増加に伴い、高画質かつ高音質なコンテンツを楽しむ機会が広がり、映像信号と音声信号をコントロールするAVアンプの役割はますます大きくなってきております。
 パイオニアはこの度、映画コンテンツ等のマルチチャンネル音声をより高純度で再生可能な「PQLSマルチチャンネルサラウンド」機能をはじめとした高音質テクノロジーと、「Deep Color」「x.v.Color」対応のHDMI™や新開発デジタルビデオコンバーターによる高画質テクノロジーをふんだんに搭載したAVマルチチャンネルアンプ「VSA-LX52」を新発売いたします。
 当社は本商品の導入によりラインアップを強化するとともに、マルチチャンネルオーディオ市場の更なる活性化を目指してまいります。

【主な特長】

1 ) クラスを超えた高音質再生を可能にする様々なテクノロジー

  1. HDMI™接続によるLPCMマルチチャンネル音声のジッターレス伝送「PQLSマルチサラウンド」機能を実現
     当社は業界に先駆けて、HDMI™接続によるCD音声のジッターレス伝送技術を開発、上位機種に搭載しご好評を頂きました。 本機ではCDのみならず、ブルーレイディスクやDVDの映像を伴った音声のデジタル伝送(LPCM)においても、音質劣化の主要因となるジッターを最小化する技術、PQLS機能(Precision Quartz Lock System)をHDMI™接続のみで実現いたしました。
     発表済みのマルチサラウンド対応ブルーレイディスクプレーヤー「BDP-LX52」と接続することにより、伝送時のジッターを低減し本来の音質を損なうことなく高純度な再生が可能となりました。
  2. 新ジッターリダクション回路搭載による低ジッター設計
     上級機 「SC-LX81」「SC-LX71」にて開発したジッターリダクション回路をさらに進化させ、本機に搭載。従来はHDMI™入力直後に配置していた本回路を、DAC直前部に配置することで、全てのデジタル入力に対して効果を発揮。回路自体も対応周波数をマスタークロック帯域に絞り込む等のチューニングを行い、音質を向上させています。これにより、様々なプレーヤーとの接続において高音質再生を可能にしています。
  3. さらに進化したダイレクトエナジーデザイン
     エネルギーロスと相互干渉を極小化させるとともに、音質に悪影響を及ぼす温度変化に伴う動作点変動を無くした当社独自のアンプ設計、“ダイレクトエナジーデザイン”思想を本機でも継承。本機ではデジタル信号の配線パターンを大幅に見直し、信号のロスとノイズの極小化を徹底し、音質への悪影響を抑えています。
  4. さらなる高音質を実現するオーディオ技術
    • 従来からの2chに加えてDVDや地上デジタル放送などのマルチチャンネル音声の圧縮素材も高音質で再生できる当社独自の音質補正技術「アドバンスド・サウンドレトリバー」
    • 従来からの2chに加えてDVD、ブルーレイディスクの映画などマルチ音声の出力レベルも揃える当社独自の新機能「オートレベルコントロール」
    • 更に精度を高めた当社独自の3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」※1搭載
      測定用付属マイクをリファインするとともに、スピーカーの極性判定機能も新たに追加。詳細な特性の表示が可能な専用PCアプリケーションもバージョンアップいたしました。
    • マルチチャンネル再生時に生じる低音のズレを解消する、独自開発の「フェイズコントロール」技術
    • 最新サラウンドフォーマット「ドルビー TrueHD」、「DTS-HDマスターオーディオ」のデコーダーを搭載
    • より高いジッター耐性とローノイズ化を実現するウォルフソン社製「ΔΣ型192kHz/24ビットDAコンバーター」
    • サラウンドバック用アンプを利用して、音の厚みと広がりのある音場を再現する「フロントバイアンプ」

2 ) AVアンプとしての完成度を高めるビデオ機能

  1. デジタルAV機器とのフルデジタル接続を可能にするHDMI™端子を装備
     HDMI™の画質向上技術「Deep Color」に対応し、ソース機器からの映像信号をディスプレイに正確に伝送します。また、「x.v.Color」にも対応し、より緻密な色再現が可能になりました。
  2. 滑らかな映像を実現する新開発デジタルビデオコンバーターを搭載
     480iのアナログビデオ信号を映像コンテンツの状態によって最適なI/P変換を行うPureCinema I/P変換機能、及び 動き適応型I/P変換機能を搭載していますので、オリジナル映像の質感を損なわないスムーズな映像表現を行います。
     また、最大で1080pへアップスケーリングする「ビデオスケーラー」機能を搭載しているため、お手持ちのテレビ、プロジェクター等に最適な高画質映像の再生環境をご提供します。
  3. 入力された映像信号を様々な形式に変換できるコンバーター機能を搭載
     入力されたアナログビデオ信号を他の形式に変換するビデオコンバーター機能を搭載しており、ビデオ、LD等の信号をコンポーネント信号やHDMI信号へ変換して出力することが可能です。

3 ) 多様なメディアへの対応と快適な操作の実現

  1. iPod/iPhoneのデジタル音声伝送と動画コンテンツ再生に対応
     アップル社製iPod/iPhone※2の音声をデジタルのまま伝送可能なUSB入力端子(TypeA、Ver.2.0 Full Speed)を装備。本機のデジタル処理及びDAコンバーターを使用することにより、高音質なサウンド再生を実現しました。
     また、付属している専用のケーブルを使用することにより、音声のデジタル接続のみならず、iPod/iPhone内の動画のコンテンツも本機を通してTV等のディスプレイ機器でも表示可能です。
     さらに、音声圧縮素材※3やJPEG画像を収録したUSBメモリー※4やお手持ちの携帯型ミュージックプレーヤー※4もUSB端子に接続するだけで、手軽に音楽や写真のライブラリーをお楽しみいただけます。
  2. iPod/iPhoneの操作も可能な高品位GUIを搭載
     上位機種で採用されたGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)機能を本機にも搭載。「Advanced MCACC」や本機の設定に加えて、オーディオファイルやiPod/iPhoneの操作画面までもTV等のディスプレイに表示可能。日本語のタイトル表示から曲のジャケットアートまでも表示可能です。また、高品位な画像により、操作性が一段と向上しました。また、「Advanced MCACC」の測定結果も、よりグラフィカルな表現を実現しています。
  3. その他のメディアへの対応と便利機能
    • 「Windows Media® Audio 9 Professional(WMA9 Pro)」デコーダーを搭載
    • ドルビーデジタルやDTS、MPEG-2 AACなど、様々なマルチチャンネル音声方式に対応
    • THX社が定めた、映画館に匹敵する音場再生を可能にする「THX Select2 Plus」規格認定取得
    • 当社製「KURO LINK」対応のブルーレイディスクプレーヤー※5やプラズマテレビ※6に加え、他社製テレビ※7と本機をHDMI™ケーブルで接続することにより、連携操作や対応機器のリモコンにより本機の基本操作が可能となるコントロール機能を搭載。
    • 様々な用途にお応えする豊富なHDMI™端子を装備 ~前面1入力、背面4入力/2出力
※1 MCACC=Multi-Channel Acoustic Calibration System(自動音場補正システム)。「MCACC」は、録音スタジオにおけるモニタリング手法と同一レベルの音場調整を行うことができる当社独自の音場補正技術です。
※2 対象となるのは、第5世代以降のiPodやiPod nano、iPod classic、iPodtouch、iPhoneの音声及び映像に対応しています。ただし、モデルによっては一部機能が制限されます。iPod shuffleには対応しておりません。また、iPodやiPhoneのソフトウェアが古いと正常に動作しないことがあります。必ず最新のソフトウェアでお使いください。
※3 再生可能な音声圧縮ファイルは、WMA、MP3、WAVで著作権保護のかかっていないものに限ります。
※4 USB端子を有し、マスストレージクラスとして認識できる商品のみ対応。
※5 「BDP-LX80」、「BDP-LX70」「BDP-LX91」「BDP-LX71」「BDP-LX52」「BDP-320」
※6 「KRP-600M」、「KRP-500M」、「KRP-600A」、「KRP-500A」、「PDP-6010HD」、「PDP-5010HD」、「PDP-508HX」、「PDP-428HX」
※7 以下の他社製テレビと互換性があります。(順不同、報道発表時点)
・シャープ株式会社製AQUOSファミリンク対応の液晶テレビ「アクオス」
・パナソニック株式会社製ビエラリンク対応のテレビ「ビエラ」
・株式会社東芝製レグザリンク対応のテレビ
・株式会社日立製作所製Woooリンク対応のテレビ

以下の他社製プレーヤーやレコーダーと互換性があります。(各社リンク機能対応テレビと合わせて使用時のみ。順不同、報道発表時点)
・シャープ株式会社製AQUOSファミリンク対応のデジタルハイビジョンレコーダー「AQUOSハイビジョンレコーダー」、ブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」
・パナソニック株式会社製ビエラリンク対応のプレーヤーおよびレコーダー
・株式会社東芝製レグザリンク対応のプレーヤーおよびレコーダー
・株式会社日立製作所製Woooリンク対応のレコーダー

連係動作は各機器の設定などによって動作しない場合があります。互換性のある他社商品であっても、全ての連動動作を保証するものではありません。また、上記以外の他社製テレビやプレーヤー、レコーダーとの連動動作は保証外です。互換性のある他社製品の型名など最新の情報については、パイオニアホームページをご覧ください。
 * HDMI™は、HDMI Licensing LLCの商標です。
 * iPod/iPhoneは米国及びその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。
 * Windows Mediaは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
 * ドルビーはドルビーラボラトリーズの登録商標です。
 * DTSはDTS社の登録商標です。
 * ウォルフソンはWolfson Microelectronics plcの登録商標です。
 * x.v.Colorはソニー株式会社の登録商標です。
 * AQUOSファミリンクは、シャープ株式会社の登録商標です。
 * THX及びTHX Select2は、THX社の登録商標または商標です。
 * その他文中の商品名、技術名および会社名等は、当社や各社の商標または登録商標です。

【主な仕様】

■オーディオ特性
実用最大出力
(JEITA、1kHz、10%、6Ω)
190W/ch
定格出力
(20 Hz~20 kHz、T.H.D. 0.09 %、8Ω)
フロント 110W+110W
センター 110W
サラウンド 110W+110W
サラウンドバック 110W+110W
周波数特性5 Hz ~ 100 kHz (+0 dB / -3 dB)
ラインS/N比103 dB (IHF-A)
■HDMI端子5入力 (内 前面1) / 2出力
■音声入力端子
デジタル同軸 2系統、光 3系統
アナログ2系統
アナログ (AV系)4系統
アナログマルチチャンネル5.1ch
■映像入力端子
コンポジット/S5系統 (内 前面1 ※iPod/iPhone専用) /4系統
コンポーネント2系統
D4端子2系統
■音声出力端子
プリアウト1系統 (7.1ch)
デジタル光 1系統
アナログ1系統
アナログ (AV系)1系統
■映像出力端子
コンポジット/SREC出力1系統 モニター出力1系統
コンポーネントモニター出力1系統
D4端子モニター出力1系統
■その他の端子
iPod/iPhone Digital/USB入力1系統
IR入出力2入力 / 1出力
SR入出力1系統
12Vトリガー2出力
RS-232C1系統
マルチゾーン端子音声出力(ゾーン2/ゾーン3)
コンポジット映像出力(ゾーン2)
■その他
外形寸法(W)×(H)×(D)420 mm ×  173mm ×  433mm
本体質量13.5 kg
消費電力330 W
待機時消費電力0.4 W (KURO LINKオフ時)

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