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質疑応答要旨

2010年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答要旨

カーエレ事業の当下期が上期に比べ、増収する背景は?
市販市場向けは10月からの新製品導入効果と新興国での自動車販売状況の好転、OEMは自動車メーカーの増産計画による。
カーエレ事業の当期の下期計画は、上期と比べると、約200億円の売上増だが、市販向け、OEMの割合は?
10月以降に出荷開始した新商品に対する市場での反響から、売上増を見込んでいる。市販向け、OEMの割合はほぼ半分。
カーエレ事業は、上期140億円の赤字から下期55億円の黒字に転換する見込みだが、その理由は?
構造改革、生産拠点の統廃合で固定費削減を図り、新製品効果、新興国での売上増を見込む。OEMは自動車メーカーからの受注増も見込める。当初から下期は黒字化する計画だったが、当時と異なる現在の状況は、新興国での自動車販売の回復とOEM自動車メーカーからの増収であり、黒字化の蓋然性は高い。
カーエレ事業での構造改革の効果は?
当期、構造改革による固定費削減効果は、全体で約500億円、カーエレ事業に関してはその2割程度で、そのうち下期に7〜8割発生見込み。
カーエレ事業の損益分岐点はどのくらいか?
構造改革により、カーエレ事業の損益分岐点は、2009年3月期に比べ、2011年3月期は約2割程度下がる見込み。
来期のOEM事業をどう見るか?
欧米は横ばい、中国は当期からの増収傾向が続くほか、上海汽車への出荷が来春から始まる。
必要とする資金調達額が400億円規模から圧縮されるとのことだが、DebtとEquityの割合は?資金調達の時期は?
構造改革は計画通りで進んでおり、業績も順調に推移し、必要とする調達資金が圧縮されたことは事実。今後、本社売却等により、さらなる圧縮を図るが、今後の成長を考えると、資金調達を考える必要はある。調達額については決めていない。実施の時期はできるだけ早期にと考えている。
必要な資金調達額が400億円から200億円に減少したのは 自動車販売回復傾向等、直近の景気の改善も勘案して 来期も含めた今後の見通しが明るくなったということか? また、ホンダからの資金調達の想定時期は?
さらなる自助努力、下期に構造改革をやりぬくことが来期につながると考えている。また協業による効果も出せる。下期計画の着実な達成が来期の黒字化に結びつく。本田技研工業株式会社からの出資額に変更はないが、他の資金調達に合わせて時期を決める予定。
カーエレは下期黒字化とのことだが、営業利益率は、中期的には以前のように5%レベルに戻せるのか?期待する新興国は価格下落も厳しいが。
新興国での市販市場、OEMともに価格競争のさらなる激化は想定している。構造改革とともに抜本的な原価低減のための社内プロジェクトを立ち上げており、通常(5〜10%)を大きく上回るレベルのコストダウンを目指している。
カーエレの実力値として5%の営業利益率を目標値とするのは妥当と考えるか?
そう思う。来期のカーエレ事業は5%程度の営業利益率を設定しており、変えていない。
資金調達の使途は?
引き続き、資産売却等で調達額のさらなる圧縮を目指すが、今後の成長のための資金として必要と考えている。
「今後、カーエレをコア事業としていく」とのことだが、具体的にはカーエレに調達資金を投入するのか?
カーエレ事業に軸足を置いており、カーエレ関係が中心となる。
構造改革により社員の士気が低下していると思うが、どう改善させるのか?
9月30日に約1,600名が退社した。その翌日の10月1日に各拠点を巡り、社員に対し直接メッセージを伝えた。現在、経営陣が各拠点を訪問し、社員との対話集会をスタートさせた。一体感の醸成を通じ、今後のパイオニアの再成長を目指す。
資金調達で 社債の償還に充てられる額はいくらか? また、成長分野の投資に充てられる額は?
必要な調達額はまだ決めていない。Equityか、Debtかも決めていない。社債の償還に必要なキャッシュ確保も含め、当初から比べると調達が必要な金額が下がっているのは事実。
中期事業計画の来期の営業利益目標は変えていないのか?
自動車市場では中国は回復してきているが、先進国では来期後半から、との見方を変えておらず、今後も慎重に見ることで中期事業計画は変えていない。
シャープ社との合弁事業により、構造改革費用は約160億円減少するとのことだが、来期の固定費削減効果は?
合弁会社はコストセンター的な位置づけなので、固定費を吸収し、売上増、粗利が出る計画であり、全体の構造改革の効果は変わらない。
本社売却は、特別損益として通期計画に含まれているのか?
計画に含めていない。

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