マネジメント・メッセージ

ステークホルダーの皆様には、日頃より多大なるご支援をいただき、厚く御礼申しあげます。
2012年3月期中間期におきましては、売上高は東日本大震災の影響もあり、対前年同期で減少しましたが、国内のカーナビゲーションシステムが好調に推移し、営業利益増を達成することができました。しかし、今後につきましては、タイの洪水、レアアース価格の高騰、欧州の金融不安に端を発した世界景気の失速懸念など、当社にとって厳しい経営環境が続いていることは否めません。この試練に立ち向かい、成長路線を確固たるものとするため、全社員が一丸となって邁進しております。
当社はこのたび、次の4つの骨子からなる「新・中期事業計画」を策定しました。
第一に、「既存事業の堅実な成長」を推進します。カーエレクトロニクスでは安定的かつ確実な増益を、ホームエレクトロニクスでは全事業の黒字化により、増益を目指してまいります。
第二に、「新興国市場への進出と事業拡大」を図ります。高いブランド力を活かしながら、地域ごとの市場ニーズを重視した戦略によって新興国市場への積極的な進出を目指してまいります。
第三に、「新規事業の開発」に注力します。技術力を駆使し、カーエレクトロニクス、ホームエレクトロニクスに次ぐ新たな柱となる事業の開発を目指してまいります。
第四に、「戦略的アライアンスの推進」を積極的に進めます。戦略パートナーとの提携・協業をスピーディーかつ確実に事業展開していく所存です。
当期においては、東日本大震災、タイの洪水と未曾有の災害による影響を受けておりますが、この影響をはね返した後、来期からは、「新・中期事業計画」に基づき、成長戦略を実行していきます。2014年3月期には、売上高5,700億円、営業利益310億円、当期純利益210億円の数値計画を目標としております。
われわれには、再びパイオニアブランドを輝かせる、という確固たる信念があります。そのためにどこまでも工夫し探求する姿勢と、それを支える技術力を持っております。この困難な状況を乗り越えて確かな成長へとつなげていくため、卓越した「技術力」というDNAを受け継ぐ全社員が成長戦略を実行していく決意です。
今後も一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
2011年12月
代表取締役社長![]()