OLED/有機EL

OLED技術紹介

OLED技術紹介

塗り分け技術

  • RGB発光層を各画素に対応させて配列させる方法を塗り分け方式と言います。独立した発光層を持つため色純度が高く、コントラストの高い発光が可能です。カラーフィルターが不要であるため発光の利用率が高く消費電力を低くすることが出来ます。
  • 3原色の成分を含んだ白色発光素子にRGBのカラーフィルターを組合せる方法をカラーフィルター方式と言います。発光材料は1種類で済みますが色純度とコントラストが低下することとカラーフィルターによる損失が大きく消費電力が大きくなります。
  • これらのことはエリアカラーパネルについても同様に言えます。株式会社ソアーでは塗り分け方式が
    基本的に優れた方式と認識し、この方式による有機材料開発とパネル開発に取組んでいます。

色鮮やかなカラー表現

有機EL(OLED)の発光波長は、有機材料の分子設計によって作り出すため、色純度の高い任意の発色を得られます。
  • 色度座標
  • カラーラインアップ

多彩なカスタムディスプレイ

豊かな表現力のドットエリアとクリアで繊細な表現力のセグメントエリアを併せ持ったハイグレードなパネルです。
多様な色の組合せによって、更にグレードアップが可能です。

※ 1つのパネルに2色以上お使いになりたい場合は営業部門にお問い合わせください。

IC搭載形態

株式会社ソアーではお客様のご要望に応じて3種類のIC搭載形態の中から最適な方法をご提案いたします。
  • COF (Chip on Film)
    フレキシブル基板にICチップを実装する方法で基板の形状やICの搭載位置及び基板折り曲げ位置などが自由に決められる等の特徴があります。
    機器への組込みがしやすい形態です。
  • COG (Chip on Glass)
    ガラス基板上にICチップを実装する方法で構造が単純であり小型の有機EL(OLED)パネルに多い形状です。
    フレキシブル基板の設計自由度が高い特徴があります。
  • TAB (Tap-Automated Bonding)
    TABとはテープフィルム上にICチップを実装する方法です。
    IC取り付け位置や折り曲げ位置が固定できる特徴があります。