それまで、ウィスキー熟成の使命を終えた樽は、新しい樽を作る工程でチャーと呼ばれる樽の内側に焼き入れを行う際の燃料などに使われていました。しかし、「100年かけて育った木なら、100年は大切に使いたい」を合い言葉に再利用の道がさぐられ、90年代前半から工芸家の集まる工房として知られるオークヴィレッジなどで樽材を使った家具や工芸品作りが始まりました。
パイオニアは、その樽材を再利用して製作された家具や工芸品の美しい風合いに惹かれ、スピーカーがつくれないかと考えました。その結果、実現したのがサントリーとオークヴィレッジ、そしてパイオニアのコラボレーションから生まれた初代ピュアモルトスピーカーS-PM1000-LRです。以来、その思想と樽材が奏でる深い音色は多くの人々の共感を呼び、さまざまな製品が誕生し今日に至っています。
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