PIONEERコンパクトDVD-ROMドライブについて このREADMEファイルには、取扱説明書に記載されている情報以外の 記述もありますので必要なときお読みください。 +----------------------------+ | 目次 | +----------------------------+ 1.ファイル構成 2.動作環境 3.ドライバインストールの前に 3−1.デバイスドライバのインストール 3−2.CBIDE2の動作がおかしい場合 3−3.セットアップされた情報を削除するには 4.DOSドライバのインストール(参考) 5.各ファイル、ドライバのオプション説明 5−1Windows98/95関連 5−2DOS関連 6. WindowsXP/2000でのドライバのインストール手順 +----------------------------+ | 1.ファイル構成 | +----------------------------+ セットアップディスクは以下のファイルから構成されています。 ルートディレクトリ README .TXT このファイル RECOVERY.WRI ノートブックパソコンのリカバリーについてのReadMe TXTSETUP.OEM WindowsXP/2000セットアップ用ファイル DOS ディレクトリ INSTALL .EXE DOSドライバ用インストーラ DUOATA16.SYS カードサービスクライアントドライバ DUOATAPE.SYS DOS/V用ポイントイネーブラ DUOATACD.SYS CD/DVD-ROMドライバ INSTFD .EXE 再インストールFD作成プログラム FILELIST.DAT 再インストールFD作成プログラム情報ファイル WIN9X ディレクトリ DDSETUP .EXE デバイスドライバセットアッププログラム DDSETUP .DAT デバイスドライバセットアッププログラム情報ファイル WIN9X\16BIT ディレクトリ (16Bit PIOモード用) ATA16IO .INF Windows9x用 ドライバインストールファイル DUOATA16.MPD Windows9x用 ドライバ WIN9X\CARDBUS ディレクトリ (CardBusモード用) DUOATA32.INF Windows9x用 ドライバインストールファイル DUOATA32.MPD Windows9x用 ドライバ WINXPディレクトリ DUO32W2K.INF WindowsXP/2000 CardBus Mode用INFファイル DUO32W2K.SYS WindowsXP/2000 CardBus Mode用ドライバ DUO16W2K.INF WindowsXP/2000 16Bit Mode用INFファイル DUO16W2K.SYS WindowsXP/2000 16Bit Mode用ドライバ DUOW2K WindowsXP/2000セットアップ用ファイル Uninst16.inf WindowsXP/2000セットアップ情報ファイル +----------------------------+ 2.動作環境 +----------------------------+   CBIDE2[付属のインタフェースカード](以下CBIDE2)の使用可能なモードの確認    CBIDE2はモードスイッチを切り替えて使用することができますが、  パソコンの機種や使用条件により使用できるモードが決まってしまいます。 お手持ちのパソコンで使用できるモードを確認しておいてください。     CardBus(32Bit)モードを使用 CardBusスロットを持ち Windows95 OSR2以降のバージョンまたは、 Windows98がインストールされているパソコン (DOS/VおよびPC98-NXシリーズ)。 ・カード側面のモード切替スイッチは[CardBus]側に設定してください。 16bitモードを使用 PCカードスロットを持ち Windows95、またはWindows98がインストール されているパソコン (DOS/VおよびPC98-NXシリーズ)。        ノートブックパソコンのリカバリーを行う場合。    ・カード側面のモード切替スイッチは[16Bit]側に設定してください。 +----------------------------+ 3.ドライバインストールの前に +----------------------------+ ドライバインストールの前に以下の内容をご確認ください。 PCカードドライバの確認 ・Windows98/95を起動し [コントロールパネル]-[システム]-[パフォーマンス]を開き、PCカード ドライバが 32ビットであること。 32ビットになっていない場合は、[コントロールパネル]-[PCカード]で PCカードウィザー ドを起動して、32ビット PCカードドライバをインストールしてください。 詳しくはパソコンの取扱説明書を参照してください。      3−1.デバイスドライバのインストール Windows98/95パソコンへのデバイスドライバのインストール手順を説明します。   (1) インターフェースカードがパソコンのPCカードスロットに挿入されていない     ことを確認します。インターフェースカードはデバイスドライバのインストール後に行います。     ここではまだPCカードスロットへの挿入は行わないで下さい。また、フロッピー     ドライブが使えるようにしておいて下さい。   (2) パソコンの電源を入れ、Windows98/95を起動します。   (3) 付属の「セットアップディスク」をフロッピードライブに挿入します。   (4) 「スタート」ボタンをクリックし「ファイル名を指定して実行(R)...」を起動して、     「名前(O)」に次の様に入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。     A:\WIN9x\DDSETUP    参考: [マイコンピュ−タ] をダブルクリックすると開くウィンドウに表示される       フロッピードライブのアイコンの名前でフロッピードライブがAかBかCか       確認できます。通常DOS/V機はA、PC98系はBまたはCです。   (5) 「デバイスドライバセットアップ」画面が表示されます。「インストール」が選択     されていることを確認して「OK」ボタンをクリックして下さい。   (6) インストール終了の画面が表示されます。「OK」ボタンをクリックして下さい。     セットアップディスクをフロッピードライブから抜いて下さい。   (7) PCカードスロットにインターフェースカードを挿します。奥まで確実に     入れて下さい。       ○ スロットがひとつしか無い機種で、フロッピードライブ等が接続されている場合は、     お使いのパソコンの取扱説明書に従ってスロットからカードを抜いてからインター     フェースカードを挿して下さい。   (8) 「新しいハードウェア」画面が表示され、自動的にセットアップが行われます。   (9) 「新しいハードウェア」画面が消えたらインストール作業の終了です。 3−2.CBIDE2の動作がおかしい場合 接続したデバイスが認識されない、デバイスマネージャ上で "!"マークが付く など、CBIDE2の動作がおかしい場合には以下のことをお試しください。 (1) デバイスマネージャ上でCBIDE2に"!"マークが付いている場合、リソースの 競合が起こっている場合があります。IRQが競合している場合は、IRQを開放す るために、使用しないデバイス(COM,LPTポートなど)をパソコン本体のBIOS メニューで使用しない設定にします。また、IOポートアドレスが競合している 場合は、使用するIOポートアドレスを変更するなど、リソースの競合を解消して ください。 (2)いったんドライバをアンインストールし、もう一度ドライバをインストール します。 (3) カード側面のモードスイッチを切り替える必要がある場合があります。 3−3.セットアップされた情報を削除するには   ○ 正常に動作しなかったり動作が不安定でセットアップをやり直す場合、以下に述べる     方法でインストールされているデバイスドライバや各種設定ファイル等のインストール情報を     削除してからセットアップをやり直して下さい。   (1) インターフェースカードをPCカードスロットから取り外して下さい。     (本機の取扱説明書をお読みの上取り外して下さい。)     (2) 付属の「セットアップディスク」をフロッピードライブに挿入して下さい。   (3) 「スタート」ボタンをクリックし「ファイル名を指定して実行(R)...」を起動して、     「名前(O)」に次の様に入力して「OK」ボタンをクリックして下さい。     A:\WIN9x\DDSETUP   (4) 「デバイスドライバセットアップ」画面が表示されます。「アンインストール」を選択     して「OK」ボタンをクリックして下さい。   (5) 「アンインストール」開始の確認画面が表示されるので「OK」ボタンをクリック     して下さい。   (6) 「CBIDE2のアンインストールが終了しました」と表示されるので「OK」ボタンを     クリックして下さい。   (8) 「Windowsの再起動を行います。フロッピーディスクをドライブから抜いて下さい」     と表示されるので「セットアップディスク」をフロッピードライブから抜きパソコンを     再起動して下さい。以上でインストール情報の削除は終了です。 +----------------------------+ 4.DOSドライバのインストール(参考) +----------------------------+ Windows3.1,MS-DOSで使用する場合には、 「INSTALL.EXE」で簡単にインストールを行うことができます。 <使用手順> ドライバディスクをフロッピードライブに挿入し、コマンドプロンプトから 次のように入力します。 例 フロッピードライブがAドライブの場合 A:\DOS\INSTALL [Enter] 以後、画面の指示にしたがってインストールを行ってください。   ※注意 パソコンにカードサービスが組み込まれていない場合、インストーラは途中で 「カードサービスが組み込まれていません。このプログラムを実行する前に、 カードサービスを組み込む必要があります。」 と表示され、中断しますが、その場合はINSTALL.EXEを実行する際に、 "INSTALL /P [Enter]"で実行することにより、ポイントイネーブラを使用して、 インストールを行うことが出来ます。 +----------------------------+ 5.各ファイル、ドライバのオプション説明 +----------------------------+  5−1Windows98/95関連  (1) DDSETUP.EXE、DDSETUP.DAT  Windows95/98用インストール・アンインストール用ユーティリティ   「DDSETUP.EXE」で簡単にドライバをインストール・アンインストールを   行うことができます。  (2) DUOATA32.MPD 本ドライバは、CardBus Mode用のWindows98/95ドライバです。 スキャッタ/ギャザ・バスマスタ転送をサポートしており、低いCPU占有率 で高速なデータ転送を行うことができるため、デバイスの転送能力を最大限に 引き出します。 ・CardBusスロットが使用可能なパソコンでのみ使用可能。 ・カード側面のモードスイッチは[CardBus]側に設定します。 [使用可能なオプション] デバイスマネージャから、[CBIDE2 CardBus IDE Interface Card]の プロパティの[設定]タブにてオプションの指定が可能です。 オプションなし バスマスタ転送を行います。 /PIO32 PIO転送を行います。  (3) DUOATA16.MPD 本ドライバは、16Bit Mode用のWindows98/95ドライバです。   CBIDE2 16Bit PIO Mode ドライバ PIO転送方式により安定したデータ転送を行います。 ・PCカードスロットを装備した、パソコンで使用可能。 ・CardBusスロットを装備した、パソコンでも使用可能。 ・カード側面のモードスイッチは[16Bit]側に設定します。    5−2DOS関連  (1)INSTFD .EXE 再インストールFD作成プログラム     FILELIST.DAT 再インストールFD作成プログラム情報ファイル 本ユーティリティはCBIDE2にCD-ROMドライブを接続し、ノートブック     パソコンのリカバリーを行う時に必要な起動ディスクを簡単に作成できます。 ノートブックパソコンのリカバリー用の起動ディスクの内容に応じて必要なドライバを コピーし、CONFIG.SYS,AUTOEXC.BATを書き換えます。 本ユーティリティ実行後、CONFIG.SYS,AUTOEXC.BAT若干の変更が必要な 場合があります。(RECOVERY.WRI参照) (2)INSTALL.EXE ユーティリティは、DOS用のインストーラです。 インストーラを実行すると、必要なファイルをコピーし、CONFIG.SYS、 AUTOEXEC.BATにCBIDE2のDOSドライバを登録します。 インストーラを実行する前に、ソケットサービス、カードサービスが 動作している必要があります。 ※注意 パソコンにカードサービスが組み込まれていない場合、インストーラは途中で 「カードサービスが組み込まれていません。このプログラムを実行する前に、 カードサービスを組み込む必要があります。」 と表示され、中断しますが、その場合はINSTALL.EXEを実行する際に、 "INSTALL /P [Enter]"で実行することにより、DUOATAPE.SYSを使用して、 インストールを行うことが出来ます。 (3) DUOATA16.SYS (カードサービスクライアントドライバ) 本ドライバは、CBIDE2にリソースを割り当て、カードを初期化します。 本ドライバが組み込まれる前に、ソケットサービス、カードサービスが 動作している必要があります。 /V 詳細情報を表示します。 /IO=xxx I/Oポートアドレスを指定します。 xxxに指定できる値は 180,190,1A0のいずれかです。 指定のないときは自動決定されます。 (4) DUOATAPE.SYS (ポイントイネーブラ) 本ドライバは、CBIDE2にリソースを割り当て、カードを初期化します。 本ドライバは、PCカードのコントローラ(PCIC)を直接操作し、 CBIDE2をカードを初期化します。(Intel80365互換コントローラに対応) ソケットサービス、カードサービスは必要ありません。 /V 詳細情報を表示します。 /IO=xxx I/Oポートアドレスを指定します。 xxxに指定できる値は 180,190,1A0のいずれかです。 指定のないときは自動決定されます。   ※注意 カードサービスがインストールされていない場合にDUOATA16.SYSの     かわりに使用します。DUOATAPE.SYSでカードを認識させた場合、     パソコン起動後カードの抜き差しを行うことはできません。 (5) DUOATACD.SYS (CD-ROMドライバ) 本ドライバは、CD-ROMドライバとして動作します。 DOS付属のMSCDEX.EXEといっしょに使用します。 /D:xxxxxxxx CDのデバイス名を指定します。 指定のない時は IDECD001となります。 +----------------------------+ 6.Windows XP/2000でのドライバのインストール手順 +----------------------------+ 《ドライバのインストール手順》 1. Windows XP/2000 を起動します。 2. このディスクを、フロッピィディスクドライブに挿入します。 3. カードをCardBus Modeまたは16Bit Modeに設定し、カードをスロットに 挿入します。 4. 「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示されますので[次へ] ボタンを押します。 5. 「デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」を選択し、[次へ] ボタンを押します。 6. 「場所を指定」のみにチェックをつけ、[次へ]ボタンを押します。 7. フロッピーディスクドライブがA:ドライブの場合、A:WINXP と入力して [OK]ボタンを押します。 8. 「次のデバイスのドライバが検索されました」に次のように表示されます。 ◎ CardBus Modeに設定している場合 「大容量記憶域コントローラ」 または、 「CBIDE2 Series DuoATA Card (CardBus Mode)」 ◎ 16Bit Modeに設定している場合 「IO_DATA CBIDE2_____」 または、 「CBIDE2 Series DuoATA Card (16Bit Mode)」 [次へ]ボタンを押します。 9. 「デジタル署名が見つかりませんでした」の画面が表示されますが、   [はい]ボタンを押します。 10. 「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」のメッセージが表示されたら、   [完了]ボタンを押します。 以上でドライバのインストールは終了です。 ----------------------------------------------------------------- ・MicrosoftとWindows、MS-DOSは米国MicrosoftCorporationの米国およびその他の国  における登録商標です。 ・その他、各社名および各商品名は各社の商標または登録商標です。 ・本文中の記載事項は予告なく変更される場合があります。 ・本文中の記載内容を実行した結果生じる損害に関しては一切の責任を負いません。  重要なファイルは必ずバックアップを取ってから作業していただくようお願い いたします。