有機EL照明(OLED)

独自技術

パイオニアは業界に先駆け、有機ELを研究し、実用化してきました。
有機EL照明のパイオニア独自のテクノロジーをご紹介します。

自然光に近いスペクトルを再現する発光素子技術

波長領域の広い発光材料をR,G,B各色に使用し、隙間なく組み合せ、自然光のような連続した発光スペクトルを実現しました。それにより、照らした物体の色や質感を自然に見せることが可能になりました。特にメークや肌の状態を照らす用途に最適な光です。

※本図は説明用のため、実際のスペクトルとは異なります。

RGBストライプ構造による多彩な色表現

一般的な有機EL照明が光の三原色をタテに重ねるのに対し、パイオニアの有機EL照明は、光の三原色をヨコ(並列)に配置する独自のストライプ構造のため、幅広い色温度の白色光や、多彩な色の光が表現できます。
この技術には、長年培ってきた有機ELディスプレイの量産ノウハウが活かされています。

なめらかな調光を可能にする発光制御技術

パイオニアの調色・調光型有機EL照明の性能を最大限に引き出すために、全輝度域にわたりなめらかにコントロール可能な独自の発光制御技術を開発しました。

ちらつきを抑えた発光制御
高輝度域では電流量を制御、ちらつきやすい低輝度域では発光時間を制御する事で、全輝度域において安定した調光を実現しました。

より細かな調光を可能にしたノンリニアモード
人の目は低輝度域では敏感なため、より細かなステップで発光制御できるノンリニアモードを開発、なめらかで繊細な調色・調光を可能としました。
この技術には、テレビの画質調整や、オーディオの音量調整などで培った、パイオニアのノウハウが活かされています。

生産効率向上に有利な発光層塗布プロセス

発光層を独自の塗布プロセスで成膜した有機EL照明を2014年3月に世界で初めて量産開始しました。

塗布プロセスは、発光材料を溶かし込んだ溶液を基板上に塗布して成膜する方法です。
必要な場所に必要な分量の発光材料を塗布できるため、従来の蒸着プロセスに比べ、発光材料の無駄がなくなり使用効率が向上しました。

加えて塗布プロセスでは、高性能化に必要な複数の発光材料をあらかじめ正確な比率で混合する事ができます。
それにより、高演色・高輝度・長寿命の高性能パネルを低コストで安定生産することが可能になりました。