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サービス紹介
導入事例
カンダコーポレーション株式会社様

配送の効率化から労務管理まで。社会の流れを物流で後押し
(カンダコーポレーション株式会社)

カンダコーポレーション株式会社

業種
物流
導入台数
7台
課題
クラウド型運行管理サービス ビークルアシスト 導入事例集をダウンロード

創業から70年以上も物流業界を牽引されてきたカンダコーポレーション様。「ローコストで高品質なサービス提供」というコンセプトを掲げながら、今も新たな物流サービスの改善に果敢に取り組まれています。多彩な物品の配送を取り扱う中で、昨今では特にOA機器の集荷業務の拡大に伴って車両が増え、配送業務をより効率化したいという想いから、パイオニアのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」をご活用いただいております。
様々な運行管理サービスがある中で、なぜ「ビークルアシスト」を導入しようと思ったか、どのような効果を上げているか、など、トランスネット営業部の石塚係長にお話をうかがいました。

会社の歴史はチャレンジとともに

トランスネット営業部係長の石塚 和 様

私たちの前身の神田運送は昭和18年に運送会社16社が統合して誕生しました。戦後は北関東の絹織物の産地と東京の繊維問屋を結ぶ定期便をスタートさせたり、昭和38年には出版物の共同配送に取り組むなど、常に新しいチャレンジを行ってきました。
近年では、仕分け・梱包など倉庫内での加工、高い品質管理が求められる医薬品の輸送、セキュリティに細心の注意が必要な現金輸送なども手がけ、運送に付加価値を加えた総合物流サービスを展開しています。

電話確認の不確実性が悩みだった

様々な物流事業のひとつとして、首都圏を中心としたOA機器の集荷を行っていますが、1日あたり3〜6台、1台あたりでは8〜15件ほど回ります。回る順番はドライバーの裁量に任せ、当日に各ドライバーがどこまで集荷したのか把握するために、1日に3回電話確認を行うという運用にしていました。ただ、この電話確認ではどうしても聞き違いや言い間違いが起こりますし、「東京都千代田区の集荷が完了」と伝えても、実は千代田区の集荷先が2ヶ所あればどちらが完了なのか把握できません。一方、引取先からは集荷当日に「何時頃に来ますか?」という問い合わせが多く、そのたびにドライバーに電話連絡して、ドライバーの感覚を頼りに到着予想時刻を伝えていました。

執務室にて

業務時間を大幅に削減でき、簡単・確実なコミュニケーションを実現

リアルタイムの進捗状況が一目でわかる管理画面

業務の非効率性や不確かな情報共有に課題を感じていたところに、上司がビジネスイベントでビークルアシストに出会い、導入を検討いたしました。実際に使ってみると、事務所側ではパソコン画面上で「到着・完了」などがわかるので、電話連絡と比べて集荷の進捗が一目瞭然になりました。正確な軌跡がわかり、車両がどこを回ったのか、今どこにいるのかも把握できて大変便利です。
また応答付きメッセージを活用することで、ドライバーとのコミュニケーションが簡単・確実にできるようになり、電話の応対人数も少なくて済むようになりました。
それから、次の引取先への到着予想時刻が表示されるので、ドライバーに確認の電話をしなくともお客様からの集荷時間の問い合わせにスムーズに答えられるようになりました。使用感もよく、導入の費用的にも納得できたことも採用の決め手ですね。
たまたま別のイベントでスマートフォンを使うタイプの運行管理サービスを見かけましたが、機能的にも予算的にもビークルアシストにしてよかったと今でも思っています。

新人ドライバーの2人乗車期間が1/2に軽減

ドライバーにとっても電話でなくカーナビ画面の「到着・完了」をタッチして連絡できるので、簡単で確実です。運転中に電話対応しなくて済むようになったので、停車して電話する手間もなくなりました。
さらに、事務所側で作った訪問順の最適なコースをカーナビに送信できるので、ドライバーは巡回ルートの事前確認時間が短くなりましたし、自身のスマートフォンでナビを利用していたドライバーは行き先を自分で設定する必要がなくなりました。

画面をタッチして操作

ドライバーにとってもうひとつ。カーナビの案内に任せて巡回できるため、新人の2人乗車期間が短くなりました。というのも、通常は4週間程度先輩ドライバーが同乗して業務を教えながら回るのですが、新人だった女性ドライバーが2週間程度で独り立ちすることができ、聞いてみると「カーナビに従って運転しているだけ」なんだとか。今では彼女の方がベテランより早く回って帰ってくることもあります。ベテランがいつも慣れ親しんだ道で渋滞に巻き込まれるときでも、カーナビでは渋滞を避けた一番早く着くルートを案内してくれるので違いが出るのかなと思います。

働く環境をより向上させていく

この先はビークルアシストを社内で横展開し、業務改善につなげていけたらと考えています。いま物流業界全体で様々な課題が上がっていますが、私たちのところでは幸いドライバーの定着率も高いですし、今年にはこの事業所内の2階に保育園を設営したりと、働きやすい環境づくりをひとつひとつ進めています。こうした動きを加速しつつ、さらなる高品質なサービス、そして物流の価値創造に取り組んでいきたいと思います。

当日はお忙しい中、快く取材にご協力頂きましてありがとうございました。
パイオニアは今後もビークルアシストを通じて皆さまのビジネスをサポートしてまいります。

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